
今回は、ネイティブスピーカーがユーモラスに「膨大な数」を表現するときに使う「bajillion(バジリオン)」という面白い単語を紹介します。この言葉は、具体的な数字ではなく「ものすごく多い数」を表現するためのスラングです。日本語では「めちゃくちゃたくさん」「数え切れないほど多い」などが近いニュアンスになります。カジュアルな会話やSNSの投稿で使える表現なので、ぜひ覚えておきましょう!
『Bajillion』の意味とニュアンス
『Bajillion』 は、「数え切れないほど多い数」「膨大な数」を表現するスラングで、厳密な数値を指すわけではありません。同じようなスラングに「gazillion」や「zillion」もありますが、いずれも「とんでもなく多い」という印象を与える表現です。
日本語にすると「無数」「天文学的数字」「何百万回も」などのイメージで使われます。場面に応じて「ありえないくらい多い」という感覚を伝えることができます。
使い方の例
カジュアルな会話での例
- “I have a bajillion things to do today.”
→ 「今日やることが山ほどあるよ。」 - “She’s told me that story a bajillion times!”
→ 「彼女、その話を何回も何回も聞かせるんだよ!」 - “There are a bajillion reasons why I love this city.”
→ 「この街を好きな理由が無数にあるんだ。」
SNSやジョークの場面
- “I must have taken a bajillion photos on this trip.”
→ 「今回の旅行で無数の写真を撮ったに違いない。」 - “It feels like I’ve answered this question a bajillion times already!”
→ 「この質問にもう何回答えたかわからないよ!」
類似表現
- Gazillion / Zillion(無数)
→ どちらも「bajillion」と同様、ありえないほど多い数を表すスラングです。
例: “He has a gazillion ideas, but never finishes one.”
→ 「彼には無数のアイデアがあるけど、どれも完成しない。」 - A ton of ~(大量の~)
→ もう少し具体的に「多い」ことを伝えるフレーズです。
例: “We have a ton of work to do before the deadline.”
→ 「締め切り前にやるべき仕事が山ほどある。」 - A million ~(100万の~)
→ 実際の100万ではなく、「たくさんある」という比喩的な表現です。
例: “I’ve told you a million times not to do that!”
→ 「それをするなって100万回言ったよ!」
文法的ポイント
- 「bajillion」はスラングのため、フォーマルな場面では避けましょう。カジュアルな会話、SNS、友人同士のやりとりに向いています。
- 形容詞のように使われることが多く、名詞(things、reasons など)の前に置かれて「無数の~」という意味を強調します。
まとめ
『Bajillion』は、カジュアルでユーモラスに「膨大な数」を表現する便利なスラングです。同じような表現として「gazillion」や「zillion」も覚えておくと、さらに言葉の幅が広がります。これらの表現を使うことで、友人との会話やSNSでの投稿が軽快で楽しいものになるでしょう。
次回、何かを「ありえないくらい多い」と感じたときは、ぜひ「bajillion」を使ってみてください!「今日もbajillionのことをこなさなきゃ!」と冗談を言うと、会話が盛り上がること間違いなしです!