ヘッダーバナー

TOEFL試験には昨夏、いくつかの大きな変更がありました。

最新の試験の変更やアップデートについては、公式のTOEFLウェブサイトで確認できますが、変更点について簡単にご紹介します。

試験時間が短縮

タイムパフォーマンス向上を目指して、試験時間が3時間から2時間に短縮されました。
各セクションのInstructionとナビゲーションは簡素化され、リスニングの前にあった10分間の休憩時間は撤廃されました。また、リーディング、リスニングのダミー問題も無くなりました。

リーディングの問題

パッセージが3〜4つから2つ(計20問)へ変更になり、試験時間も54~72分→35分へ短縮されたことにより、受験者の負担が軽減されました。問題数は減りましたが満点の点数は変わらないため、1問あたりの配点が高くなります。

ライティングの問題

新形式でも、タスク自体は2つのままですが、Independent task(30分)の問題が、Academic Discussion task(10分)に変更されました。
Academic Discussion taskでは、Instruction、教授の質問、他の生徒の回答を読んだ後、他の生徒の意見も参考にしながら自分の意見を回答をします。高い評価(4以上)を得るためには、少なくとも100語以上で回答を作成する必要があります。
Integrated Task(20分)については変更はありません。

まとめ

今回の変更に伴い、拘束時間が大幅に短縮されたことにより、受験者は集中力を保ちやすくなったと言えるでしょう。しかし受験料やスコアに関しては変わりません。他の試験に比べると依然高額なTOEFLです。しっかり準備をして試験に臨みましょう。