
英語の会話やビジネスメールでは、話の流れを切り替えたり、前述の内容を補足する場面がよくあります。そんなときに便利なのが「Having said that」や「That being said」です。日本語でいう「そうは言っても」「とはいえ」「しかし」といったニュアンスに近く、前後の意見を調和させるために使われます。今回はこのフレーズの使い方を、例文や関連表現とともに見ていきましょう。
『Having Said That / That Being Said』の意味と違い
両方とも**「とはいえ」「そうは言っても」**という意味を持ち、話の流れを転換したいときに使われます。会話を自然に進めたり、異なる意見や状況を提示するために役立ちます。2つのフレーズの意味に大きな違いはなく、どちらを使っても問題ありませんが、「That being said」はややフォーマルな響きがあります。
使い方の例
カジュアルな使い方
- “It’s important to exercise every day. Having said that, it’s okay to take a rest day when you’re tired.”
→ 「毎日運動することは大切です。とはいえ、疲れているときは休むのも大事です。」 - “I love coffee. That being said, I sometimes switch to tea for a change.”
→ 「コーヒーが大好きですが、とはいえ、たまには気分転換に紅茶を飲みます。」
ビジネスでの使い方
- “This project is on schedule. Having said that, we still need to be mindful of any potential delays.”
→ 「このプロジェクトは予定通り進んでいます。とはいえ、遅延の可能性には注意を払う必要があります。」 - “The client seems satisfied with our proposal. That being said, they may still ask for some revisions.”
→ 「クライアントは提案に満足しているようです。とはいえ、修正を求められるかもしれません。」
このフレーズが使われる場面
- 前後の意見に変化を加えたいとき
例: 「~という意見は持っているけど、反対の立場も理解できる」というような場合。 - 追加情報を提示したいとき
例: メインの話を終えたあとに補足をしたい場面で便利です。 - ビジネスや論理的な説明をするとき
一貫性のある会話を維持しながら、柔軟な考えを示す表現としてよく使われます。
関連表現
- Nevertheless / Nonetheless(それにもかかわらず)
→ よりフォーマルな言い回しとして使われます。
例: “The weather was terrible; nevertheless, we enjoyed our trip.”
→ 「天気は最悪でしたが、それにもかかわらず、旅行を楽しみました。」 - Even so(たとえそうでも)
→ ある状況が変わらないことを強調したいときに使います。
例: “He apologized, but even so, I’m still upset.”
→ 「彼は謝罪しましたが、それでもまだ腹が立っています。」 - At the same time(同時に)
→ 複数の意見や状況を並べて示すときに使います。
例: “We need to cut costs; at the same time, we must maintain product quality.”
→ 「コストを削減する必要がありますが、同時に製品の品質も維持しなければなりません。」
まとめ
「Having said that」と「That being said」は、会話やメールで話の流れをスムーズに切り替えるのに役立つフレーズです。カジュアルな会話からビジネスの場面まで幅広く使われ、異なる意見や追加情報を自然に提示するのに便利です。さらに、「Nevertheless」「Even so」「At the same time」といった関連表現を組み合わせて使うと、より洗練された表現が可能になります。
次回の会話やメールで、このフレーズを使ってみましょう。「そうは言っても」「とはいえ」と上手に意見を切り替えることで、相手とのコミュニケーションがよりスムーズになるはずです!