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日本語で「沼る」とは一つの興味深いトピックや活動に没頭しすぎて、時間を忘れてしまうことです。この現象を表現する英語のフレーズの一つに「Rabbit hole」という言葉があります。

この記事では「Rabbit hole」の意味や使い方を紹介します。

「沼る」の英語表現 “Rabbit hole”とは

“Rabbit hole” は、本来的にはルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」に由来する言葉で、深い穴の中に飛び込むアリスの冒険を指します。しかし、今日ではそのような行動や考え方が原因で、複雑で時間のかかる問題に入り込んでしまうことを指す隠喩的な表現としても使われます。

例えば、ある話題や課題について調べ始めると、その問題が意外なほど深く入り組んでおり、時間をかけてしまうことを表現するのに使われます。これは、興味深いトピックに対する情熱が、時には制御を難しくし、他の重要なことを見逃してしまうことを示唆します。

“Rabbit hole”を使った例文の紹介

“Rabbit hole”はgo down〜と共に使われることが一般的です。

  1. Ever since I started researching about gardening, I’ve gone down the rabbit hole of different plant species and gardening techniques.
    (庭いじりの研究を始めて以来、さまざまな植物の種類や庭のテクニックに没頭してしまった。)

  2. I only intended to watch one episode of that TV series, but I ended up going down the rabbit hole and binge-watched the entire season.
    (そのテレビシリーズの1エピソードだけを見るつもりだったのに、結局そのシーズン全体を見てしまった。)

  3. It all started with a simple question about cooking pasta, and before I knew it, I had gone down the rabbit hole of gourmet Italian cuisine.
    (パスタの調理方法についての簡単な質問から始まり、イタリア料理のグルメについての探求に没頭してしまった。)

  4. I started browsing online for vacation destinations, and now I’ve gone down the rabbit hole of planning a backpacking trip across Europe.
    (最初はバケーション先をオンラインで探していたのですが、今やヨーロッパ横断のバックパッキング旅行の計画に没頭しています。)

  5. Last night, I started watching cute cat videos on YouTube, and before I knew it, I was watching them until morning. I totally fell into a “Rabbit hole.”
    (昨夜、YouTubeで猫のかわいい動画を見始めたら、いつの間にか朝まで見続けてしまった。まさに「Rabbit hole」にはまってしまった感じだ。)

まとめ

いかがでしたでしょうか。「Rabbit hole」は、何かに没頭したり、そこから抜け出せなくなってしまうことを表現する際に使われます。元が不思議の国のアリスから来ていることも面白いですよね。

是非、ご自身の沼ったエピソードなどを話す時などに使ってみてはいかがでしょうか。