
今日のテーマは「Out of the blue」です。このフレーズは「突然に」や「予期せず」という意味を持ち、驚きや意外性を伝えたいときに使える便利な表現です。英語ネイティブも日常的に使うこのフレーズをマスターして、自然な会話を目指しましょう!
1. 『Out of the blue』の基本の意味
「Out of the blue」は、直訳すると「青の中から」となりますが、実際には「突然に」「予告なしに」という意味を表します。何かが予想外に起こったときにピッタリの表現です。
このフレーズは主にカジュアルな会話で使われ、話し手の驚きや意外性を強調する役割があります。
2. 『Out of the blue』の使い方と文法
このフレーズは副詞句として、文中や文末に配置されます。また、驚きの出来事や状況の背景を説明する際によく使われます。
例文:
- She called me out of the blue.
(彼女が突然電話してきた。) - Out of the blue, he decided to quit his job.
(突然、彼が仕事を辞めることを決めた。) - It started raining out of the blue during our picnic.
(ピクニック中に突然雨が降り始めた。)
3. 実際の会話での例文
例 1:
A: You’ll never believe what happened!
(信じられないことが起きたんだ!)
B: What?
(何が?)
A: Out of the blue, my old college friend texted me after 10 years!
(突然、大学時代の友達が10年ぶりにメッセージをくれたんだ!)
例 2:
A: How did you meet her?
(彼女とどうやって知り合ったの?)
B: We bumped into each other out of the blue at a coffee shop.
(突然カフェでバッタリ会ったんだ。)
例 3:
A: Why are you so shocked?
(なんでそんなに驚いてるの?)
B: My boss just announced his resignation out of the blue.
(上司が突然辞任を発表したんだよ。)
4. 『Out of the blue』を使うときのポイント
- 驚きや意外性を強調
このフレーズは、話し手の驚きを表現するのに最適です。予測不可能な出来事について話す際に使ってみましょう。 - カジュアルな場面に最適
主に日常会話や非公式な場面で使われますが、適切な状況ではビジネスの場でも使用可能です。
5. 類似フレーズとの違い
- All of a sudden
「突然に」という意味で似た使い方をしますが、「Out of the blue」の方が感情的なニュアンスを含む場合が多いです。 - Without warning
「警告なしに」「予告なしに」という意味で、よりフォーマルなニュアンスがあります。 - Out of nowhere
「どこからともなく」という意味で、「Out of the blue」に非常に近いカジュアルな表現です。
6. 練習問題:『Out of the blue』を使ってみよう!
次の日本語を英語に訳してみましょう!
- 突然、彼女が訪ねてきた。
- 会議中に急に停電が起こった。
- 予期せずそのニュースを聞いた。
解答例:
- She visited me out of the blue.
- Out of the blue, there was a blackout during the meeting.
- I heard the news out of the blue.
7. まとめ
「Out of the blue」は、「突然に」や「予期せず」という意味を伝える便利なフレーズです。驚きや意外性を表現したいときに使うことで、英会話がより自然になります。
次回、予想外の出来事が起きたら、ぜひ「Out of the blue」でその驚きを伝えてみましょう!