文化の異なる相手と話していると、相手が今どんな感情なのかわからず心配になることがありますよね。

今回はそんな時に使えるフレーズをご紹介いたします。

 

◆表情表現方法の違い

英語とは少し関係のないことですが、アジアと欧米では感情を表す表情に大きな違いがあると言われています。

具体的には、アジアでは「目の動き」を重視するのに対して欧米では「口の動き」をよく見ていると言われます。

それが最も端的に現れいているのが顔文字で、日本では「^ – ^ (/ _ ; )」のように目で変化を表すのに対して、欧米では「:(」「:)」のように口で表します。

海外に行った際に、日本人は「暗い」だったり「怒っている」と思われてしまうのは、こうした表情の違いが理由でもあると思うので意識してみると良いかもしれません。

嬉しい時の表現

嬉しい時の表現は数多くあります。

happy / glad / grateful/ pleased / delighted / on top of the world(有名な歌にもありますね。)

(例)

A: What’s up? Why you look so happy today? 「やあ、どうして今日そんな嬉しそうなの?」

B: I’m really pleased because my sister won the swimming competition last night! 「昨日妹が水泳大会で優勝してすごい嬉しいんだ。」

A: Wow that’s sweet. 「それはすごいね。」

 

怒っている時の表現

よく習う”angry”以外にも”I am(get) pissed / mad / upset” と「怒っている」という表現は存在します。

(例)

A: Why you are so quiet today? Are you pissed? 「今日はやけに静かだね、怒ってるの?」

B: I’m really upset about what my parents told me. 「親に言われたことにすごく腹が立っているんだ。」

 

悲しい時の表現

悲しいも”sad”以外にも表現がありますが、その度合いによって使い分けることが多いです。よく使う表現を下にまとめてみました。(左に行くほど深い悲しみというイメージです。)

(devastated/ hopeless/ helpless/ grieving/ in grief) > (feel like crying/ can’t help myself) > (sad/ unhappy/ feel down)

(例)

A: Why you looks so sad? What can I do for you?「どうしてそんなに悲しそうなの。何か私にできることはない?」

B: Nothing happened. Please just leave me alone for a while. 「何でもないよ、少し放っておいて欲しいな。」

 

気分が乗らない時の表現

ほとんど口語でしか使う機会がないと思いますが、誘いに対して何となく気分が乗らない時やあまり調子が優れない時は”I’m not feeling well”、”I’m not in the mood”や”I’ll pass”ということができます。

(例)

A: How about going for a drink after the work? 「仕事の後、一杯飲みに行かない?」

B: I’ll pass today because I’m tired. Please call me next time. 「今日は疲れてるからいいかな、また今度誘ってね。」

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

異文化の中で生活するためには自分や相手の感情を理解しコミュニケーションを図ることが必要です。

今回の記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。