
ビジネスの場では、他人の助けやリソースに頼ることが必要な状況が多々あります。今回は、そんな時に役立つ3つの表現「draw on」「rely on」「count on」について詳しく見ていきましょう。これらのフレーズを使いこなすことで、ビジネスコミュニケーションの幅が広がります。
1. “draw on”
「draw on」は、リソースや知識、経験を活用する、頼るという意味です。具体的には、特定のスキルや情報を利用して問題解決を図るときに使います。
使い方の例
- “We need to draw on our team’s expertise to tackle this challenge.” → 「この課題に取り組むためにチームの専門知識を活用する必要があります。」
- “She draws on her years of experience in marketing to create effective campaigns.” → 「彼女は長年のマーケティング経験を活かして効果的なキャンペーンを作成しています。」
- “The project will draw on resources from various departments.” → 「このプロジェクトは、さまざまな部門のリソースを活用します。」
2. “rely on”
「rely on」は、信頼して頼るという意味です。特定の人や物が確実に役立つと信じて頼る場合に使います。
使い方の例
- “We rely on our suppliers for timely delivery of materials.” → 「私たちは材料の迅速な配達についてサプライヤーに頼っています。」
- “You can always rely on John for sound advice.” → 「ジョンにはいつも的確なアドバイスを頼ることができます。」
- “The company relies on innovative technology to stay competitive.” → 「その会社は競争力を維持するために革新的な技術に頼っています。」
3. “count on”
「count on」は、確実に頼りにする、信頼するという意味です。予期した結果を得るために誰かや何かに頼る場合に使います。
使い方の例
- “You can count on me to support you through this project.” → 「このプロジェクトを通してあなたを支えることを私に任せてください。」
- “We count on our IT department to keep our systems running smoothly.” → 「システムが順調に動作するようにIT部門に頼っています。」
- “I’m counting on you to finish the report by Friday.” → 「金曜日までにレポートを終わらせることをあなたに頼りにしています。」
関連表現
- Depend on: 「頼る、依存する」。”rely on”や”count on”と似た意味で使われます。
- 例: “We depend on our team to meet the project deadlines.” → 「プロジェクトの締め切りを守るためにチームに頼っています。」
- Bank on: 「確実に頼る」。特定の結果が得られると信じて頼る場合に使います。
- 例: “You can bank on her expertise in this field.” → 「この分野での彼女の専門知識を確実に頼りにできます。」
まとめ
「draw on」「rely on」「count on」という3つの表現は、それぞれ異なるニュアンスで「頼る」ことを示します。状況や相手に応じて使い分けることで、ビジネスコミュニケーションをより豊かに、効果的に行うことができます。ぜひ、これらの表現を活用して、円滑なコミュニケーションを図ってみてはいかがでしょうか。