
今回は、英語のカジュアルな表現「No biggie」について紹介します。このフレーズは、何か大きな問題や気にするべきことがない時に使う、とても便利で親しみやすい表現です。日常会話で自然に使えるので、是非覚えてみましょう!
1. 『No biggie』の基本の意味
「No biggie」は、「大したことじゃない」「気にしないで」という意味で使います。このフレーズは、相手が何かを謝ったり、気にしたりしたときに、「そんなことは気にしないで」「問題ないよ」と伝える時に使います。元々は「no big deal」の略語ですが、よりカジュアルで軽い印象を与える表現です。
2. 『No biggie』の使い方と文法
このフレーズは、感謝の気持ちや謝罪に対して、軽く返す時によく使われます。また、問題があったとしてもそれほど大事ではないと伝えたい時にも使えます。
例文:
- A: Sorry I’m late!
(遅れてごめん!)
B: No biggie.
(大したことじゃないよ。) - A: Thanks for helping me out earlier.
(さっきは助けてくれてありがとう。)
B: No biggie, happy to help!
(大したことないよ、助けてうれしかった!) - A: I lost my wallet.
(財布を無くしちゃった。)
B: Oh no! That’s a big problem!
(え、やばいね!それは大問題だよ!)
A: Nah, it’s no biggie. I’ll find it later.
(いや、そんな大したことないよ。後で見つけるから。)
3. 実際の会話での例文
例 1:
A: I’m sorry I made a mistake on the report.
(レポートに間違いをしてしまってごめんなさい。)
B: No biggie, we can fix it easily.
(大したことじゃないよ、すぐに直せるから。)
例 2:
A: I accidentally spilled some coffee on your book.
(うっかりあなたの本にコーヒーをこぼしちゃった。)
B: No biggie, it’s just a small stain.
(大したことないよ、小さなシミだし。)
例 3:
A: Sorry for interrupting your conversation.
(会話を邪魔してごめんなさい。)
B: No biggie, we were almost done anyway.
(大したことないよ、もうすぐ終わるところだったから。)
4. 『No biggie』を使うときのポイント
- カジュアルなシチュエーションで使う
「No biggie」は、主に友達や家族、親しい人とのカジュアルな会話で使われます。ビジネスやフォーマルなシーンでは使わない方が良いです。 - 軽い問題に対する返答
何か小さな問題やミスがあったときに、それを気にしないでいるという気持ちを伝えるために使います。「大したことじゃない」と強調したい時に最適です。 - 否定的な要素を軽くする
何かが起こった場合でも、その影響や重要性を軽くするために使います。相手に対して「それは気にすることじゃないよ」と伝えたいときに便利です。
5. 類似フレーズとの違い
- No problem
「No biggie」と似た意味で使いますが、「No problem」の方が少し広範囲に使われます。「問題ないよ」と伝えたい時は「No biggie」でも、「問題ないよ、気にしないで」だけなら「No problem」でも問題ありません。 - It’s nothing
これも「大したことじゃない」という意味で使います。「It’s nothing」の方が、少し控えめで謙虚なニュアンスを含みます。 - Don’t worry about it
こちらは相手に心配しないように伝える際に使います。少し長めの表現で、より積極的に相手を安心させる感じがあります。
6. 練習問題:『No biggie』を使ってみよう!
次の日本語を英語に訳してみましょう!
- 遅刻しても気にしないで、大したことじゃないよ。
- ごめん、あなたのペンを借りてもいい?
- その問題はそんなに大きくないよ、心配しなくていいよ。
解答例:
- Don’t worry about being late, no biggie.
- Sorry, can I borrow your pen?
- The problem is no biggie, don’t worry about it.
7. まとめ
「No biggie」は、「大したことない」「気にしないで」という意味で使えるカジュアルな表現です。小さな問題を軽くしたり、相手に安心感を与えたりする際にピッタリです。このフレーズを覚えて、会話の中で自然に使ってみましょう!
次回、何かを気にしている人がいたら、ぜひ「No biggie」で優しく返してみてくださいね!