私たち日本人は友達と話をする時と会社の上司と話をする時と異なる言い回しや表現を使ったりしますよね。
英語でもカジュアルとフォーマルとで少し異なった表現を用いることがあります。
日常英会話ではあまり用いることのない表現でもフォーマルなシーンでは超頻出の「上級者向け」の表現が存在します。
今回は、この中でも特に頻出である4つの上級者向けフレーズをご紹介いたします。
「Require」
カジュアルなシーンではお馴染みの「Need」を用いて表現できますが、フォーマルなシーンな「Require」を用いられることが多くあります。
「Need」は主観的なのに対し、客観的な目線で「~必要である」と言いたい時に「Require」が使用できます。
「Need」
I need you to help me choose an outfit.
服を選ぶのを手伝ってほしいです。(手伝ってもらう必要がある。)
「Require」
Expanding business requires lots of money.
事業拡大には多額の資金が必要になります。
以下の例文のように受動態としても使用できます。
I was required to take cooking courses.
私は料理講習を受ける必要がありました。
「Available」
日本語でも一般的に用いられる「Free」ですが、こちらはカジュアルなシーンで用いられることが多い単語です。友人同時との会話の中では頻出ですが、レストランやホテルの予約、その他フォーマルなシーンでは「Available」を用いるのが一般的です。
「Free」
When are you free?
いつ空いてますか?
「Available」
When are you available?
ご都合いかがですか?
I’m afraid I’m not available to help with the show on the 19th.
恐れ入りますが、19日のショーを手伝うことができません。
「Purchase」
フルーツを買いに行きます。
Our customers purchase a car once a half year.
私たちの顧客は半年に一回車を購入します。
「In my opinion」/「Personally speaking」
「I think」
I think you are fine.
あなたは大丈夫だと思いますよ。
言葉に迷ったらとりあえず「I think」と言ってしまう方も少なくないかもしれません。
状況にもよりますが、実はフォーマルなシーンで「I think」はあまり好まれません。確かになんとなく優柔不断に聞こえてしまったり、プロフェッショナルな意見として聞こえなくなってしまいますよね。日本語でも相談した専門家や部下に意見を求めた時に「そうだと思うんですが…」と言われてしまったら少し不安になりますよね。
「I would have thought that…」(…のような気がする)
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はフォーマルなシーンで超頻出の「上級者向け」の4つの表現をご紹介いたしました。
日常英会話では多く用いられる単語や表現も、フォーマルなシーンで用いると少し違和感が生まれてしまうものがあります。
日本語のような敬語は英語には存在しませんが、英語にもカジュアルとフォーマルとでシーンや状況・相手によって表現を使い分ける必要があるので是非この機会にカジュアル・フォーマルな表現をそれぞれ確認してみてはいかがでしょうか。