英会話力が身についてきて、いざ英語圏の方と話した際に「あれ、話すことが無くなっちゃった。」という経験をされたことのある方も多いのではないでしょうか。
日本語と英語の大きな差の一つは、そうした「雑談力」だと思います。
文化の異なる相手とも話し易い便利な話題を今回はご紹介させていただきます。
そもそも英語の雑談とは?
英語で雑談は”Small talk”と言います。他にも、初対面の人と話す際には”Ice break”と言って「お互いのことを知り打ち解けて関係性を構築していこう」という意味合いがあります。
基本的に日本と大きく異なることはないです。ですが注意点として、特に個人主義の国だといきなり相手の家族の事情や仕事、どこに住んでいるのかなどの話題をすると少し不快に感じる方もいる場合があります。
◆天気・季節ネタ
“Weather talk”という言葉があるくらい、英語では鉄板の雑談ネタです。どんな文化圏の相手にも伝わり話せる話題になるので、相手のことをよく知らない場合にも気軽に使うことができます。
(例)
A:”It’s really hot today. Japan is too humid.” 「今日はとても暑いね。それに日本は湿気が多すぎるよ。」
B:”I know right. I really miss dry summer in the States.” 「そうだね、僕もアメリカの乾いた夏が恋しいよ。」
◆時事ネタ
こちらも天気と同様に、誰とでも気軽に使える話題だと思います。芸能・スポーツ・時事などが鉄板ですが、できるだけ自分と相手の興味に合った話題を選ぶと会話が弾み易いと思います。
(例)
A:”Did you watch any sports of Tokyo Olympic? Swimming was really great.”
「オリンピックで何かの種目見た?水泳はすごく面白かったよ。」
B:”No. I really love watching those games but I was really busy with my tasks.”
「見てないよ。スポーツの試合を見るのは大好きだけど、仕事が忙しすぎてね。」
A:”Oh, I feel sorry to hear that.” 「そうなんだ。ごめんなさい。」
◆お互いの調子
仕事の調子や休みにどんなことをしていたのか等お互いの少しパーソナルな話となるので、こちらは少し関係性の構築された間柄でよく使える話題だと思います。
(例)
A:”It’s been awhile! How was your off?” 「久しぶりだね、休暇はどうだった?」
B:”It was great! I went to the beach with my family and sunset we could see there was awesome.
By the way how it’s been the project you take?”
「最高だったよ。家族でビーチに行ったんだけど、そこで見える夕日が特に綺麗だった。
ところであなたの取り組んでいたプロジェクトは順調?」
A:”It sounds perfect! Mmh, to be honest, the customer did not like the idea we showed and it got canceled.”
「羨ましいな。うーんと、正直にいうと、お客様がアイデアを気に入らなくて流れてしまったんだ。」
B: “Oh I thought you had built great relationship with that customer.”
「それは残念だね。あのお客様とはすごくいい関係性を気づいていたと思うよ。」
A: “Yeah hopefully.” 「そうだといいんだけど。」
まとめ
いかがだったでしょうか。
雑談ができるようになると会話の幅が広がりスムーズに話せるようになるので、より英語がうまく見えたり相手の信頼獲得につながります。
今回の記事が皆様の役に立てればと思います。是非、会話にネタとして用いてみてはいかがでしょうか。