Will と Be going to 同様な意味をもつ未来時制として覚えてませんか?
Will も Be going to も、意味的に大差なく、相互に置き換え可能な場合も多い表現です。しかし、この2つにはニュアンスの違いがあります。正しいニュアンスと意味の違いを理解することでよりネイティブスピーカーに近づくことができます。
そこで、今回は Wii と Be going to の違いを紹介していきたいと思います。
Will の意味とニュアンス
未来への決断
Will の最大の特徴はその場で決めた事柄を示すことです。話している間にとっさに決めた事についてはこの Will が使われます。
Tom : What time will you wake up tomorrow?
明日何時に起きる?
John : I will wake up around 6am.
朝の6時に起きるよ。
この場合、John は Tom に聞かれた時に、明日の起床時間を決めたので Will になります。
未来への強い意志を示す
Will は未来の出来事についての自分の意志を表現するニュアンスがあります。なので、Will には、意思や決意といった意味があるように、絶対にするといった意思を表すことができます。
John : I will get this homework done in a hour.
一時間以内にこの宿題終わらせる。
この場合、絶対1時間以内に宿題を終わらせるぞ!のような表現になります。なのでここでも Will が使われています。
Be going to の特徴
Be going to はすでに決まっている未来を示す
be going to も will と同様に、話し手の未来について話す時に使用されます。しかし、Be going to は話し手が話す時点で、すでに決まっている事柄を主に示します。
will が「その場で決めた事柄を示す」を示す表現ならば、Be going to は「会話の時点ですでに決定されていた事柄」を示す表現になります。
Tom : Do you have any plans on this weekend?
今週末、何か予定はある?
John : I’m going to watch the movie with my family.
家族で映画を見る予定だよ!
この場合、John は Tom が質問をした時、既に家族との予定が決まっていたので Be going to となります。
Be going to は客観的な未来を示す
話し手が話す時点で既にに決まっている事柄も、ある意味では客観的な未来といえるのではないでしょうか。
天気予報などの推測なども、客観的な判断といえます。例文を見てみましょう。
John : I just missed the train, *I’m gonna be late to meet you.
たった今電車を逃して、待ち合わせに遅刻する。
Tom : No worries, I will find something to *kill the time.
大丈夫だよ、暇つぶしして待ってるよ。
John は待ち合わせ時間に間に合う電車を逃したので、この場合も be going to となります。
*be gonna – be going to の略(主に話し言葉として使われます)
*kill the time – 暇潰しの意味
まとめ
いかかでしたか?今回は Will と Be going to の違いについてご紹介しました。
Will はその場で決めた事柄
Be going to は 話した時点で決まっている事柄
この違いを確実にマスターして実践で活用してみてください!