日常生活でよく使う、「どうしたの?」。皆さんは英語で何通りの表現をご存知でしょうか?
日本語でも同様に、カジュアル・フォーマルな表現またニュアンスによっても様々な言い方があります。
せっかくの相手を思いやる気持ちを表現する一言ですから、シーンに応じて正しく使い分けたいですね。
今回は「どうしたの?」と声をかけるときのフレーズをご紹介いたします。
超頻出フレーズ
・What happened? 「どうしたの?(何が起きたの?)」
→深刻さの度合いを問わず幅広い場面で用いることができるフレーズです。
・What’s wrong? 「どうしたの?(何が起きているの?)」
→「何かよくないこと・ダメなこと」があるニュアンスで問いかけるときに用いられます。
何かがいつもと違う、なにかがおかしい、というニュアンスを含んだ表現です。
・What’s the matter? 「どうしたの?(何か問題があるの?)」
→「matter」という「案件・問題」を意味する単語。
”What’s wrong?” と似たようなニュアンスを含みますが、こちらのほうが少し丁寧な印象です。
”matter”には「(重要な)事柄」という意味があります。
・What’s going on? 「どうしたの?(何が起きているの?)」
→現在進行形を使うことで、まさに今起きていることについて話していることがわかりますね。
カジュアルなフレーズ
・What’s up?
→基本的に親しい人同士で使う表現です。「元気?」というようなニュアンスで、何でもない時に挨拶としても頻繁に用いられます。
・Is everything okay?
→直訳すると、「全てうまくいっていますか?」という意味ですが、「気のせいかもしれないけど心配だな」と思う時にも使えますよ。
”What’s wrong with you? Is everything okay?” 「どうしたの?何かあった?」と重ねて聞くこともできます。
・Are you OK?
→とてもシンプルなフレーズで使いやすいフレーズです。こちらのフレーズでは、あくまで「今の相手の状態」が「大丈夫かどうか」だけを聞いています。
フォーマルなフレーズ
・Is there any problem?
→ビジネスシーンでは、疑問詞から始まる質問は、そのまま使うと直接的すぎるということで用いられないことも多くあります。
・Is there anything bothering you?
→「bother」は「わずらわす・悩ます」という意味をもち、悩みとして人を困らせている状態を表します。
つまり悩ましいことが起きているのでは?という気にかける想いを丁寧に伝えるフレーズです。
答え方
今回はセットで覚えたい「どうしたの?」と心配してくれた人に安心してもらうためのフレーズもご紹介いたします。
・Nothing special.
→カジュアルな表現であり「特別なことは何もない」というフレーズで、日常会話でよく使われます。
・Not much.
→こちらもカジュアルな表現です。直訳すると「多くはない」ということで、ニュアンスとしては「話すほどのことははない」というようなニュアンスです。
・I’m fine.
→「元気です。」という意味で馴染みのあるフレーズですが「大丈夫です、問題ありません」を表現することもできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は「どうしたの?」の数々の表現とそれにまつわるフレーズをご紹介させていただきました。
気の利いた一言をシーンに応じて使いこなせるようになっておきたいですね。是非この機会にあなたもマスターしてみてはいかがでしょうか。