「St.Patrick’s Day」という、祭礼日を耳にした事はありますか?
聞いた事はあっても、あまり日本ではなじみのない行事なので、どのような文化背景や内容なのかご存じない方も多いかと思います。
今回は、「St.Patrick’s Day」はどんな行事なのか紹介していきたいと思います。
「St.Patrick’s Day」の意味、背景
St. Patrick’s Day (聖パトリックデー)とは、毎年の3月13日にある、”feast day” (祝祭日)になります。
聖パトリック(St. Patrick)は、守護聖人(Patron saint)という意味です。
彼は、16歳の頃に奴隷とし、アイルランドに連れ去られてしまいます。
しかしそこから逃亡し、一度は逃げたものの、奴隷として虐待、労働をさせられていた国アイルランドに戻り、
アイルランドの人々にキリスト教(Christianity)を広めた方です。
彼がこの世をさるまでの間、修道院(Monastery)や、教会(Church)、そして学校(School)を多く作りました。
その功績をたたえ、彼の命日がSt. Patrick’s Day (聖パトリックデー)となったわけです。
「St.Patrick’s Day」の行事
よく聖パトリックデー(St. Patrick’s Day)では緑色を使いますが、見かけたことはありませんか?
これはアイルランド共和国のシンボルカラーの緑色になります。
そして、彼が三位一体(Trinity)を、三つ葉のクローバー(Shamrock)を使って説明したと広められているため、
三つ葉のクローバーのよく目にするものの1つです。
アメリカではアイルランドからの移住者(Emigrants)が特に多いボストン(Boston)やニューヨーク(New York)、シカゴ(Chicago)といった街で大きない祝い事として伝統的に継承されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
なぜ St. Patrick’s Day (聖パトリックデー)が、世界中で祝われる大きな祝祭日になっているかお分かりいただけたかと思います。
パレードなど行う街もあるので、聖パトリックデーに合わせて旅行するのも楽しいかもしれません。
その際は、パレードに是非参加してみてくださいね!