「こんな式場で、、」「こんなドレスを着て、、」「こんな雰囲気で、、」「ゲストは○○人ぐらいで、、」と結婚式のことを考えると夢が膨らみますね。
海外で結婚式を挙げたい!と思う方も少なくないのではないでしょうか?
今回は、日本と海外での結婚式の違いをいくつかご紹介します。
イギリス
驚くことに日本にあるような一般的な”結婚式場”はないんだそうです。
ドレスやブーケも日本ではレンタルは当たり前ですが、全て自前。
式は教会など宗教にのっとって挙げるものと、宗教に関係ないものがあり、後者はほとんどの場合「区役所」で挙げるそうです。
フランス
日本だと高砂と呼ばれる新郎新婦のための席が用意されていますが、フランスではゲストと同じテーブルに着いて一緒に楽しむなど、アットホームな雰囲気が特徴です。
ゲストをもてなすという考え方がより重視されており、お世話になった人や友人、家族を招いてセレモニーを行います。
インド
インドの結婚式はというと、とにかく体力勝負!
ド派手な電飾で装飾したトラックに先導されてパレードをしたり、披露宴の前夜祭から深夜であろうがガンガン音楽を大音量でかけて踊りまくり、披露宴では両家どころかその場を通りかかった見ず知らずの人が混じって踊ってることもあるそうです。
インドの花嫁は結婚式の前に、手足に「ヘナタトゥー」を入れます。
ヘナタトゥーが濃く染まるほどに、「新郎に愛される」「新しい家で大切にされる」と言われているのだとか。
嫁入り先で幸せに暮らせるように、という願いが込められているんですね。
結婚指輪も手ではなく、足の指につけるのが特徴的です。
ベルギー
結婚式で、花嫁の親族が花嫁にハンカチを落とします。
刺繍入りのハンカチで、なんとそのハンカチは代々受け継ぐものなのだとか。
レースの刺繍入りハンカチはベルギーの特産品で、年代物でもとっても美しいそうです。
日本でも昔は着物や小物などを祖母から母へ、そして自分へ、、と代々受け継ぐ文化がありましたが、無くなってしまいましたね。
結婚式でのうれし涙をぬぐうハンカチを受け継いでいく風習は心温まる素敵な風習ですね。
欧米ではダンスが重要
学生時代からダンスパーティーが開催され、慣れている外国人にとっては問題ありませんが、日本人はいきなりのことにビックリするかもしれませんね。
会場の中央で夫婦がダンスを披露し(First dance)あとは、ゲストも一緒になって踊ります。
参加女性は踊りやすさにも配慮してドレスを選んだりするそうですよ。
ご祝儀はない国が多い
ヨーロッパなどではご祝儀がない国が多いようです。
その代わりに「欲しいものリスト」が用意され、カップルが欲しい品物を周りの人が確認してプレゼントする習慣があります。
カップルがウエディング前にデパートなどを巡り、自分たちが欲しいものをリストアップしておき、ゲストたちがリスト上のものをプレゼントするという仕組みです。
プレゼントで物をいただくとワクワクしますよね。すでに誰かがプレゼントした品物には、リストにチェックがつけられているなど、周りの人と買うものが重複しないよう工夫もされているそうです。
サムシングフォー(Something Four)
これは花嫁が4つのアイテムを身に着けて挙式をすると、将来幸せになれるというおまじないのようなもの。
欧米、ヨーロッパなどで親しまれている風習です。4つのアイテム探しも遊び心があって楽しいですね。
- 何か新しいもの(Something New):新生活や人生等、将来を象徴するものを身に付けます
- 何か古いもの(Something Old):家族愛の象徴とされる、その家族に代々受け継がれた伝統的なものを身に着けます
- 何か借りたもの(Something Borrow):借りたものは隣人愛を象徴するものです。身近なハンカチなどでOK
- 何か青いもの(Something Blue):花嫁の清らかさや誠実な愛情を象徴するのが青い色のもの。見えないように身に着けるのが一般的
ブライズメイドとグルームズマン
花嫁、花婿の周りでサポートしている姿を映画でも見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
花嫁と花婿の付き添いとしてサポートしてくれる方のことをブライズメイト(花嫁側の付き添い人)、グルームズマン(花婿側の付き添い人)と呼びます。
日本の結婚式で花嫁をサポートしてくれるブライダルアテンダントと違い、複数人の友人が務めることや、花嫁だけでなく花婿にもサポートがつくのが特徴です。
また、ブライズメイドはお揃いのドレスを着て、結婚式の華やかさと花嫁の美しさを引き立ててくれます。ドレスは花嫁が用意して友人らにプレゼントするのだそうです。
まとめ
いかがでしたか?
「結婚式」と言っても、文化や宗教の違いによって様々なスタイルがありましたね。
海外に目を向けると日本とは違う習慣や風習に出会うことが出来ます。結婚式のプランをする、呼ばれることがあるという方は、今回ご紹介したことを参考にしてみてくださいね。