「〜だから」「それゆえに」と、あなたなら英語でどのように表現しますか?
日本語では、原因や理由のあとに結果を述べることが多い一方で、英語では結果のあとに原因や理由を述べることもよくあります。
例えば、「寝坊して遅刻した」と日本語では言うのが自然ですが、英語では「遅刻した、なぜなら寝坊したから」と表現するのも英語では一般的です。
そこで、今回はこのような超頻出の表現「〜だから」「それゆえに」をご紹介いたします。
because
「because」には「~だから、~なので」という意味があります。「because」の場合、結果のあとに原因を述べる場合に用いられます。
以下の例文を見てみましょう。
He was late for school because the train was delayed.
電車が遅れた、だから彼は学校に間に合わなかった。(「結果」→「原因」)
I need to wake up early tomorrow because my flight departs at 7am.
明日、私は早く起きる必要があります。なぜなら私の飛行機は朝の7時に出発するからです。 (「結果」→「原因」)
as
「as」には、「because」同様「~だから、~なので」という意味があります。
以下の例文をみてみましょう。
I had a lot of things to do last night as I stayed up all night.
昨夜はたくさんすることはあったので、徹夜しました。
As it was raining, I took a bus today.
雨が降っていたので、バスに乗りました。
so
「so」には、「それだから、それなので」という意味があります。「so」の場合、日本語のように原因のあとに結果を述べる場合に用いられます。
以下の例文を見てみましょう。
He studies a lot, so he is the best student.
彼はたくさん勉強をする、それなので彼は一番優秀な生徒です。(「原因」→「結果」)
therefore
「therefore」 には、「so」同様「それだから、それなので」という意味があります。「so」はカジュアルに用いられることが多い一方「therefore」は少し硬い表現であるため、ビシネスシーンや、論文などで用いられることが多いです。
You did not turn in homework last time, therefore you will not have A grade in this class.
前回宿題を提出していません。それなのでこのクラスでは成績Aをもらえません。
The shower got broken, therefore, you can not take a shower until it get fixed.
シャワーが壊れました。そのためシャワーが直るまでシャワーを浴びることができません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、「~だから、~なので」の表現方法とルールについてご紹介いたしました。日本語では、原因や理由のあとに結果を述べることが多い一方で、英語では結果のあとに原因や理由を述べることもよくあります。超頻出表現ですので、この機会にマスターしてみてはいかがでしょうか。