なにかを断る時、あなたならどのように相手に伝えますか?
「No」を思い浮かべた方も多いのではないでしょうか。もちろん、「No」は超頻出表現で、なにかを断る際にも用いることができます。
しかし、相手からのせっかくの提案やお誘いをこの一言で断るのは少し乱暴すぎるのかもしれません。丁寧にお断りするためにも、その他の表現を覚えておくと便利ですね。
日本語で伝えるように「結構です」「大丈夫です」「気にしないでください」など気の利いた断り表現を英語でもできるようになると関係性も円滑にいくかもしれませんよね。
そこで、今回は「No」以外の断り方についてご紹介いたします。
No, thank you. – いえ、ありがとうございます。
「No」のあとに「thank you」と感謝の気持ちを伝えることをお忘れなく。これだけでも丁寧にお断りすることができます。
I’m fine. – 結構です。
「I’m fine.」は「元気です」の意味だけでなく、なにかを勧められた時などに「私は大丈夫です。(結構です)」の意味としても用いることができます。
Ted: Would you like something to drink? – 何か飲みますか。
Jeff: I’m fine. – 私は大丈夫です。(結構です)
It’s ok. – 大丈夫です。
こちらも、「I’m fine.」同様、なにかを勧められた時などに「大丈夫です。(結構です)」の意味として用いることができます。
Ted: Do you wanna coffee? – コーヒーいかがですか?
Jeff : It’s ok this time. Thank you though. – 今回は大丈夫です。でも、ありがとうございます。
I can’t make it. – できません。
これは、他に用事があって「参加できない」や「時間に間に合わない」という意味になります。
Ted: Are you coming to the party tonight? – 今夜のパーティーにきますか?
Jeff: I can’t make it tonight. – 今夜のパーティーには参加できません。
I pass (on 物事) – 遠慮します。
日本語で言う「今日はパスしておきます」というのと同様に、
Ted: Do you wanna go shipping today? – 今日、買い物に行きませんか?
Jeff: I have to pass on that this time. – 今回はパスしなくてはなりません。
Maybe some other day. – またの機会にします。
「day」を「time」に言い換えて用いることもできます。
Ted: Would like to go to the bar with me tonight? – 今夜、私とバーに行きませんか。
Jeff: Maybe some other time. – また別の機会にします。
Maybe next time. – またの機会にします。
「Maybe some other day.」と同様に、「また今後」というニュアンスでお断り際に用いることができます。
フォーマルな断り方
We regret that – 残念ながら、恐縮ですが
大変フォーマルなお断りフレーズで、求人の応募に対して不採用を伝える場合等に用いられます。日常会話ではあまり用いられません。
Ted: I would like to know the results of the exam. – テストの結果について教えてください。
Jeff: We regret to say that you did not pass the exam. – 残念ながら、不合格です。
I’m afraid – 残念ながら、恐縮ですが
こちらも、「we regret that」と同様にフォーマルなシーンで用いられます。
Ted: I would like to speak with Ken. – 私はKenと話がしたいです。
Jeff: I am afraid to say that he is out of office at this moment. – 残念ながら Ken はオフィスにいません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、今回は「No」以外の断り方についてご紹介いたしました。せっかくの友人や同僚からのお誘いに、少し気の利いた断り方できるようにしておくと関係性がより円滑に保てるかもしれませんね。是非この機会にマスターしてみてはいかがでしょうか。