最新の機能を搭載したスマホを手に入れた時、友人からいい情報を教えてもらった時、あなたなら、英語で「役に立つ!便利!」とどのように表現しますか?
「Useful」?「Helpful」?どちらも正解です。しかし、この2つの単語には異なったニュアンスがあり、それぞれ使い分ける必要があります。
そこで、今回は「Useful」と「Helpful」についてご紹介いたします。
「Useful」
「Useful」は、「物が」役に立つという意味です。「Useful」の語源は、「use(使う)」です。
「I use my computer.」(私は、パソコンを使う。)などのように、「使用する」という意味があります。
日本語同様、「He is useful.」と言うと「He(彼)」を物のように使用するというニュアンスとなり、失礼な印象を与えるので注意が必要です。
以下例文をみてみましょう。
The delivery service is very useful, I like it. – そのデリバリーサービスは大変便利なので、私は好きです。
This will be useful when you go camping. – これはキャンプに行くときに役立つよ。
The latest phone looks so useful. – 最新の携帯はとても便利そう。
「Helpful」
「Helpful」は、「人が」役に立つという意味です。「Helpful」の語源は、「help(助ける)」です。
「He helps me a lot.」(彼は、私を大変助けてくれます。)などとように、「手助けをする」という意味があります。
以下の例文を見てみましょう。
Thank you for your helpful advice, I think I can do it. – 役立つアドバイスをありがとう。これで出来そうです。
This teacher always give me helpful example. – この先生はいつも役立つ例をくれます。
He will be helpful when you move out. – 引っ越しする時に彼は助けてくれるよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は「Useful」と「Helpful」ついてご紹介いたしました。
どちらも聞きなれた言葉かもしれませんが、うっかり使い方を間違うと失礼になることも。混同しやすいこれら2つの単語ですが、使い分けには注意が必要なこともありそうです。是非この機会に、語源とともに正しい意味とニュアンスをマスターしてみてはいかがでしょうか。