あなたは、「気を付けて!」を英語でどのように表現しますか?

「Be careful!」(気をつけて!)というフレーズに馴染みのある方も多いかもしれません。もちろんこの表現も正解です。

この「be careful」は危険な物事対して「気をつけて」という意味で、日本語で言う「注意して(気を付けて)聞いてください」という時には用いることができません。

そこで「pay attention to~」という表現が大変便利なんです。今回は、この「pay attention to~」についてご紹介いたします。

 

「pay attention」の意味

「pay attention to~」は「~に注意を払う」という意味で、「意識して物事に注意を払う」というニュアンスがあります。これは日常会話でも超頻出の表現です。

「attention」には「注意」「注目」という意味があります。このフレーズは、「pay attention to something / someone」のように用いられることが一般的です。

また冒頭でも少し触れましたが、「be careful」は「危険な物事対して」注意を払う、「pay attention」は「人や物に対して」注意を払う・意識を向けるとなります。

このように注意を払う対象によってそれぞれ使い分ける必要があるんですね。

 

以下の例文をみてみましょう。

You need to pay attention to what your little brother does. – 弟がすることに注意を払う必要があります。

Please pay attention to what I am about to say. – 私がこれから言うことに注意して聞いてください。

He never pays attention to what a teacher says. – 彼は先生の言うことを全く聞きません。

 

上記の表現をより強調して伝えたい場合は、「pay attention to」に 「more」を加えた形「pay more attention to ~」で「~に細心の注意を払う」という意味になります。

以下の例文をみてみましょう。

You need to pay more attention to your grade. – 自分の成績をもっと気にするべきです。

 

まとめ

いかがでしでしょうか?

今回は「pay attention to~」についてご紹介いたしました。日本語では対象物に関係なく「注意して」と言うことができますが、英語では注意すべき対象物によって表現方法が変わるんですね。

今回ご紹介した「pay attention to~」は日常英会話でも超頻出表現のうちの1つです。是非この機会にそれぞれの表現をマスターしてみてはいかがでしょうか。