ネイティブがよく使う言葉の中に「Up for」があります。単語自体はとてもシンプルですが、意訳する際に日本語でなかなか当てはまる言葉が無い為、使い慣れていない方が多いのではないでしょうか。
今回は「Up for」について、例文と併せてご紹介致します。
「Up for」って?
・be up for (something)
「~する気がある、~するつもりがある、~する準備ができている」という意味のイディオムです。
ニュアンスとしては、「I want to(したい)」>「Up for」=「Willing(する意思がある)」のようになります。絶対にしたい!というわけでもないけれども、嫌でもない。というような感じです。
I’m up for anything if you have something to do.
もし何かあることがあればやるよ!
Are you up for surfing this weekend?
今週末はサーフィンに行く気分?
—I’m not really up for it..
あんまりそういう気分じゃないな。。
Are you up for another beer?
もう一杯ビールな気分?
—Yes, I’m always up for a beer.
私はいつでもビール気分だ。
・Up for grabs
grabが「つかむ」なので「つかむことが可能になる」「誰にでもつかめる」「手に入れやすい」などといった意味です。
Are you currently hiring for part time positions?
アルバイトの募集はありますか?
—Yes, part time jobs are up for grabs.
はい、アルバイトなら空きがありますよ。
上記のように、jobs are up for grabsで「仕事の口がある」という意味になります。このようにup for grabsには「希望する人は誰でもそのチャンスはある」という意味合いで使われます。
We’re having a big holiday sale! Everything here is up for grabs!
休日大セールをしています! どなたもご利用いただけます!
Are there still tickets left?
まだチケットは残っていますか?
—There are a few tickets still up for grabs.
まだ少しなら残っていますよ。
上記のように、「入手可能であるかどうか」を尋ねられたときに「可能です」と案内するときにもよく使われます。
まとめ
以上、「Up for」についてご紹介致しました。
「Up for」という言葉自体がとてもシンプルな分、使い方を理解していないと単純に日本語に直訳して考えても使いこなすことができないと思いますので、上記を参考にしていただき、実際にどんどん使ってみてはいかがでしょうか。