えっ!なにそれ?と思わず言ってしまうユニークな記念日や祝祭日が世界にはたくさんあります。
今回は世界中にある変わった記念日や祝祭日を4つをご紹介したいと思います。
1. National Dress Up Your Pet Day (ペットにオシャレをさせようの日)
時期:毎年1月14日(アメリカ、一部の欧州の国々)
ペット家族のライフスタイル推進家であり動物愛護家のColleen Paige氏により、2009年に定められ、非公式の祝日であり、主にアメリカで祝われている日です。
「オシャレをさせる」ことが目的ではなく、あくまでも絆を深めることが目的と言われています。
Paige氏は「ペットにとって苦しかったり、惨めな気持ちにする経験であってはならない。
ペット動物たちにストレスを与えたり、笑い者にするようなものであってはダメ」とメッセージを発信しています。
ペットを愛する日はとても心温まるイベントですね。
2. Don’t Cry Over Spilt Milk Day (覆水盆に返らずの日)
時期:毎年2月11日(アメリカ)
日本では、2月11日は建国記念日である一方で、アメリカでは「Don’t Cry Over Spilt Milk Day (覆水盆に返らずの日)」です。
「Don’t Cry Over Spilt Milk Day」は英語のことわざ”There is no use crying over spilt milk.”(こぼれたミルクを嘆いても仕方がない)に由来しています。日本語・英語どちらも「一度起きてしまったことは二度と元には戻らない」という教訓を表しています。細かいことは気にしない!前向きにハッピーに生きよう!というのを再確認する日だそうです。
3. Day of the Dead(死者の日)
時期:毎年10月末~11月上旬(通常11月1日・2日)(メキシコ)
「死者の日」はラテンアメリカ諸国の祝日ですが、特にメキシコで盛大に行われています。
日本でいうお盆にあたりますが、明るく楽しく祝うのが特徴です。
死者はガイコツになって今も別世界を生きているという考えがあり、10月31日の夜に子供たちの魂が、11月1日には大人の魂がこの世に戻ってくるとされています。
生きている人々は、家やお店に「オフレンダ」と呼ばれる美しい祭壇を作り、お墓の掃除と飾り付けをし死者を迎える準備をします。
4. La Tomatina(ラ・トマティーナ、トマト祭り)
時期:毎年8月下旬(スペイン)
スペインの「トマト祭り(ラ・トマティーナ)」は 毎年8月末に行われる、トマトで真っ赤に染まる、世界でも珍しいクレイジーなお祭りです。若者が1945年頃に喧嘩でトマトを投げ合ったことが起源とされており、その後翌年にも同じメンバーがトマトを投げ合い、毎年行われるようになったと言われております。途中で何回か禁止されましたが、市民の要望が強く、1959年に市役所が定めたルールを守る前提で祭りが解禁されました。この祭りのためにスペイン各地や世界中から観光客が集まる人気のあるお祭りです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。世界には知られていない独特な祝日や記念日がたくさんありますね。
祝日から国民性や文化を伺うことができます。
ここでご紹介したもの以外にも、ユニークな祝日が山ほどありますので、ご興味があれば、ぜひ調べてみてくださいね。