「~以上」「~以下」「~未満」は日常でよく使われる表現の1つであり、混乱を招きやすい表現でもありますよね。
これらの表現は日本語だけでなく英語でも超頻出です。今回は「以上」「以下」「未満」についてご紹介いたします。
「以上」を表す英語表現
「more than」は比較級で使う表現で「それ以上」の意味になります。
ここで、「more than」を日本語に訳す場合には少し注意が必要です。
例えば、「There is a group discount if there are more than five people in your group. 」と表記がある場合、「more than five people」は5人以上の意味ではなく、「6人以上」という意味になります。
「more than 〇〇」は〇〇より多いことを示します。従って、「more than five people」は6人以上となります。
以下の例文を見てみましょう。
The reservation has to be made in advance if there are more than 10 people in your party.
11人以上のグループの場合、事前にご予約をお願いします。
「or more/over」
「more than 〇〇」は〇〇を含まないのに対し、「or more/over」は数字を含みます。
以下の例文をみてみましょう。
The reservation has to be made in advance if there are 10 people or more in your party.
10人以上のグループの場合、事前にご予約をお願いします。
「more than」と同じ例文を使用しましたが、「or more/over」は数字を含むため10人以上のグループとなります。
未満を表す表現
「less than」
「more than」の対象の表現の「less than〇〇」は〇〇の数字を含みません。そのため「未満」の意味になります。
以下の例文をみてみましょう。
Children aged 10 years are not allowed to enter. – 10歳未満お子様は入場できません。
「under」
「under」も「less than」と同様に未満を表現します。
以下の例文をみてみましょう。
It’s a lot of work to take care of children aged under five.
5歳未満の子供の面倒を見るのたとても手間がかかります。
以下を表す表現
「or less」
「or less」は「or more/over」の反対で、意味は「以下」になります。
以下の例文をみてみましょう。
Children aged 10 years or less was not allowed to enter.
10歳以下のお子様は入場できません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は「以上」「以下」「未満」の英語表現をご紹介いたしました。
海外旅行でチケット賈う際などに必ず出てくる表現です。混乱しやすいこれらの「以上」「以下」「未満」ですが、状況によっては大変重要な情報である場合があります。
是非この機会に、誤認のないよう正しく整理し理解できるようになっておくと良いですね。