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ドラマや映画を見ていると、よく分からない表現で会話が展開していたりすることはありませんか?

もしかしたらそれは「スラング」を用いた表現だったのかもしれません。「スラング」とは、仲間内や地域だけに分かるよう別の言葉や表現に言い換えた言葉等を指します。

インフォーマルで一般的には口語的に用いられます。

学校ではなかなか習うことのない砕けた表現ですが、日常英会話では超頻出です。

今回は、イギリス圏で使われる代表的なスラング10つをご紹介いたします。

 

Bloke

アメリカ英語の「Dude」に近い表現で、「奴、あいつ」といった意味になります。

「男の人」を指す言葉です。

 

Cuppa

「cup of tea」を略したスラング。紅茶を意味します。

もしイギリス英語で “Would you like a cuppa?” と尋ねられたら、「お茶はいかが?」という意味です。

 

Cheeky

誰かの行動にたいして使われるスラング。

日本語で言えば「いたずらな、生意気な、気の利いた」等の意味になります。

憎めない、あるいは愛嬌がある行動や、ユーモアあふれるいたずらな行動を指したりする時に使います。

 

Bloody

通常だと「血だらけの」という意味ですが、意見やコメントを強調するために使われるスラングです。

「ものすごく」「とんでもない」のような意味で、「very」の代わりといえます。

肯定でも否定でも、自分の興奮度を伝える時に便利な言葉です。

 

Chuffed

誰かがとても嬉しい、喜んでいる様子を表すスラングです。

「とっても嬉しい」「すごく喜んでいる」という満足感たっぷりの意味になります。

 

Bog/Loo

トイレのことです。因みにトイレットペーパーは、Bog roll/Loo rollと言います。

 

Chav

イギリスの労働階級に属し、特定のブランドファッションをしたり、喧嘩や色々な問題を起こす若者を意味します。

日本でいうヤンキーに近いかもしれません。下層階級を指すことがあるため使い方には注意します。

 

Trollied 

「酔っぱらう」という意味です。

「trolly」は、ショッピングカートのイギリスの言い方ですが、形容詞系になると意味が変わります。

 

Dodgy

人でも物でも、何かが怪しい・信用できないことを意味します。

「なんだかおかしい」「少し常識やルールから外れている」のような意味で使われる言葉です。

 

Bonkers

「頭おかしい、狂ったような」といったニュアンスです。

「crazy」と同じような使い方で、必ずしもネガティブに用いられるわけではありません。

 

まとめ

いかがでしたか?教科書ではなかなか学ぶことのないスラングですが、日常会話をマスターするには知っておく必要があります。

今回ご紹介したのは、たくさんあるスラングの中のほんの一部です。

日本での若者言葉のように時代とともに常に創造されていきます。ドラマや映画を見たりすることでこれらに触れることもできます。是非この機会に確認してみてはいかがでしょうか。