日本ではまだまだ暑い日が続いておりますが、この季節に多いのが「台風」。
英語で「台風」を何と表現するかご存知でしょうか。”typhoon”?もちろん正解です。しかしそれ以外にも英語のニュースでは”hurricane”や”cyclone”も頻繁に用いられます。
今回は、これらの言葉の違いや海外に滞在中に知っておくと便利な台風に関する表現についてご紹介致します。
“typhoon”、”hurricane”、”cyclone”の違い
まずはこれら3つの違いについてお話しします。
日本語の「台風」を英語で言うと、”typhoon”です。発音も似ていますよね。”typhoon”は北太平洋西部または南シナ海に発生する熱帯低気圧のことを指します。実はこの3つの言葉の違いもそれぞれの発生した地域によって区別されるんです。日本だけでなく、中国や韓国などでも”typhoon”が使われます。
“hurricane “と”cyclone”はどうでしょうか。
北大西洋や北太平洋東部に発生した熱帯低気圧を”hurricane “と言います。”hurricane”はアメリカ、カナダ、イギリスなどで使われます。
最後に”cyclone”は南太平洋やインド洋に発生した熱帯低気圧を指します。こちらはインド、オーストラリア、ニュージーランドなどで使われます。ニュースを聞かれた際にこの3つの単語が使い分けられているのを意識してみてください。
台風に関する英語表現
次に、台風に関する英語表現をいくつかご紹介します。
・typhoon No.〇〇(台風〇〇号)
・big / large / powerful typhoon(大型台風)
・the eye of a typhoon(台風の目)
・rainstorm(暴風雨)
・heavy rain(大雨)
・storm zone (暴風域)
・flood (浸水)
・power outage/black out(停電)
・evacuation(避難)
・weather forecast(天気予報)
・weather map(天気図)
台風に関する会話例
最後に、台風に関する会話例を紹介します。
・A typhoon no.1 is coming to Japan.(台風1号が日本にやって来ています。)
・A large typhoon is forecasted to hit Japan next week.(大型の台風が来週日本に来ることが予想されます。)
・The typhoon has passed through last night.(台風は昨夜通り過ぎました。)
Aさん:Were your house affected by the typhoon yesterday?(昨日の台風でお家に何か影響ありましたか。)
Bさん:No really. How about your house? (いいえ。あなたはどうでしたか。)
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は台風に関する英語表現にについてご紹介いたしました。
台風のような自然災害が起こった際にテレビ等で報道を聞くことがあるかと思います。
その際には今回ご紹介した表現は超頻出ですので、スムーズに正しい情報がキャッチするためにこの機会に是非確認してみてはいかがでしょうか。