海外に行って戸惑う習慣のひとつがチップのマナー。
日本にはチップ文化がないので、難しく感じることもあると思います。
今回は、覚えておきたいチップのあれこれについてご紹介します!
◆チップとは?
受けたサービスへの対価として、商品の代金とは別に払うのがチップです。
その他にも、客が従業員に迷惑をかけた時や、期待以上のサービスを受けた時などでもチップを渡すこともあります。
欧米、ヨーロッパ諸国では最低限のマナーとして定着しているので、金額が少なかったりうっかり渡し忘れたりすると、印象が悪くなることも。
チップのある国・地域では、チップが働く人にとって重要な収入源となっていることもあります。
チップ(tip)の語源は「To insure promptness(迅速性を保証する)」もしくは「Take it please(納めてください)」と考えられています。
昔はサービスを優先的に行ってほしい時、お金を払っていたそうです。
◆チップの支払い方法は?
現金、クレジットカード、どちらでも大丈夫です。
現金の場合、テーブルの上に置く、手渡しする、お会計時におつりは不要と伝える、等の方法でチップを支払います。
クレジットカード払いとは異なり、お金を直接渡すか、テーブルなどに置くだけなので、
余計な会話の必要がなく英語の苦手な人にも安心です。
クレジットカードの場合、明細を確認し、サービスチャージが含まれていなかったら渡したい額を記入し、
お支払い時にまとめて支払う、という方法です。
◆注意する点
- アメリカでは紙幣を使うのが一般的。ヨーロッパでは、ちょうどいい金額がコインなので小銭でも問題なし。
- すでにサービス料としてチップが料金に含まれてる場合があり、その場合はチップは不要。
- 国や地域によって相場が異なるため、事前にチップの相場を確認しておく。
- 無理やり渡すのはNG。断られたら渡さなくても問題なし。
◆使えるフレーズ
- Keep the change.(お釣りは不要です。)
- Is service included?(サービス料込みですか?)
- Thank you for your help.(ありがとうございます。)
- Do you take credit card? (クレジットカードでお支払いはできますか?)
◆まとめ
いかがでしたか?
チップ文化のない日本人にとっては、難しく面倒に感じるかもしれませんが、
国によってはチップはマナーになります。
それぞれルールが違うので臨機応変に対応が必要です。
海外旅行の際には、その国のチップの習慣を理解し、スマートに対応できるといいですね。