あなたは、「接尾辞」と言う言葉を耳にしたことはありますか?
英文を読んでいる際に知らない単語に出会ったとき、似たようなスペルの単語の意味を知っていればそこから意味を想像しておおよその意味を理解することができます。
実はこれは大変重要なテクニックで、英語の上級者の方の多くはこれを上手く利用しています。
英文を読む際、この方法で単語の意味を想像したり理解するために大変重要なのが「接尾辞」です。
今回はその「接尾辞」と呼ばれるもののうちのひとつである「-tion」についてご紹介いたします。
接尾辞とは?
単語の語尾に置かれて意味を付加させたり、品詞を動詞から名詞へと変化させる役割を果たす要素の一つです。「tion」を外せばその単語の派生語となる動詞の形が分かります。
【-tion :~であること・状態・動作・動作の結果】
suggestion(提案すること)→ suggest(提案する)+tion(~こと)
animation (アニメーション) → animate(命を吹き込む)+ tion
attraction(魅力、引力)→ attract(魅了する) + tion
transformation(変形させること、変形)→ transform(変形させる) + tion
communication(意思疎通) →communicate + tion
発音に関して、tionで終わる単語のアクセントの位置は「tion」の一つ手前の母音になります。
このように、「suggestion」(名詞)の意味がわからなかった場合でも「suggest」(動詞)の意味を知っていれば意味を想像したり理解することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、「接尾辞」である「tion」についてご紹介いたしました。
世の中に存在する英単語を全て覚えることは不可能に近いかもしれません。しかし、知っている単語から意味を想像することで理解することができる場合があります。
上級者が使いこなしているこのテクニックをこの機会に是非あなたもマスターしてみませんか?