海外の方とチャットをしている際、「tho」という言葉を目にしたことはありませんか?
これは「though」を短縮したもので、テキストメッセージをなどでよく使われる単語です。
今回は、この「tho (though)」 の意味と使い方を解説します。
thoughの意味
althoughと同様に、「〜にもかかわらず」という意味を持ちます。
接続詞として、文頭や文中で使うことができます。
I enjoyed her new book though it’s not quite as good as her last one.
– 前作ほどではないけれど、彼女の新刊は楽しめました。
I play the piano tolerably well, though I have no particular talent for it.
– 特別な才能があるわけではありませんが、ピアノはそこそこ弾けます。
Even though she hasn’t really got the time, she still offered to help.
– 彼女は時間がないにもかかわらず、「手伝うよ」と申し出てくれた。
さて、これが文末にくる場合はどのような意味合いになるのでしょうか。
文末で使われる 「though」
文末で使われる場合は、副詞として扱われます。
前の文に付け加えるニュアンスで、「〜だけど」のような意味になります。
We went to high school together. I haven’t seen her for years, though.
– 彼女とは高校が一緒だったんです。もう何年も会っていないけど。
I’m fine so far. Thank you, though.
– 今のところ大丈夫です。でも、ありがとうございます。
冒頭でもお伝えした通り、「tho」 は この文末で使われる「though」の短縮形で、友達同士のテキストなど、カジュアルな場面で使われます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
海外の方とテキストメッセージをしていると、辞書に載っていないような短縮された言葉に出会うことも少なくないかもしれません。
この記事が少しでもご参考になれば幸いです。