あなたは「tend to~」をいう大変便利なフレーズを使いこなせていますか?

なんとなく知ってはいるけれど、使いこなせずにいる方も少なくないのではないでしょうか。

実は大変便利な「tend to~」。今回はこちらのフレーズについてご紹介いたします。

 

まずはじめに、「tend to~」は後ろにくるものが動詞か名詞かで意味が異なります。

動詞がくる場合:「~しがちである、~する傾向がある」という意味になります。(=「usually do」)

名詞が後ろに来る場合:「~に気を配る、~に付き合う、~の世話をする」という意味になります。(=「take care of」)

それでは、動詞の場合と名詞の場合をそれぞれ以下で詳しく見ていきましょう。

 

「tend to」+動詞

「~しがちである、~する傾向がある」という意味になります。(=「usually do」)

I tend to stay up late and wake up late.
私は夜更かしして寝坊しがちです。

Sorry. I tend to talk too much when I’m nervous.
すみません。緊張するとついついしゃべりすぎてしまいます。

Japanese people tend to apologize in various scenes.
日本人は何かと謝まりがちな傾向があります。

Japanese people tend to think that way.
日本人はそのように考える傾向があります。

I tend to agree. 
私もそう思います。

She tends to be late. 
彼女は遅刻する傾向があります。

 

「tend to」+名詞

「~に気を配る、~に付き合う、~の世話をする」という意味になります。(=「take care of」)

I have to tend to the customers.
私はお客様の応対をしなければいけません。

Mr. Smith is tending to a customer now. Can I help you with something?
今、スミス氏はお客さんの対応をしています。何か私にお手伝いできることはありますか?

 

また、「怪我や病気のお世話をする」という意味合いでも多く用いられます。

以下例文を見てみましょう。

I tend to my sick mother.
私は病気の母親の世話をしています。

He tends to his sick aunt on the weekends.
週末に彼は病気の叔母の世話をしています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は使いこなせるようになれば実は大変便利な「tend to~」をご紹介いたしました。

後ろに動詞の場合と名詞の場合で意味が大きく異なる点で注意が必要ですが、一度理解してしまえば様々なシーンで用いることのできるフレーズです。

今後役立つこと間違いなしのこのフレーズ、是非この機会に使いこなせるようにしてみてはいかがでしょうか。