海外での生活に憧れを持っている方も多いかもしれませんが、実は日常生活の中で思いがけず不便なことがたくさん存在します。
例えば、スーパーでの量り売りの計算、家具を買うために大きさを測ったりなど当たり前のことも難しいと感じたりすることもあります。
今回は、日本では馴染みのない「単位」についてご紹介いたします。
◆長さの単位について
はじめに長さの単位です。
基本的には多くの国で、メートル法が用いられています。
しかし、アメリカ(と一部イギリス)のみインチ(Inch)・フィート(Foot)・ヤード(Yard)・マイル(Mile)という単位を使っています。
商品のサイズはインチで表記され、輸送用のコンテナなど大きなものはフィートで表記されます。(身長は、フィートとインチを合わせて表記します。)
手芸の布の長さはヤードで、距離や車の時速はマイルで表記されます。
(例)
A: Hi Smith. You get so much taller while we have not seen. How tall are you now?
『スミス、しばらく会わないうちに大きくなったわね。身長はいくつなの?』
B: Hey auntie, I am now 6’1 ft. I am doing hoop in high school too.
『やあ、おばさん。6フィート1インチだよ。高校でもバスケをやる予定なんだ。』
A: You are already 6 footer. I hope you are going to make it.
『あら、もう6フィート以上あるのね。成功するといいわね。』
(*アメリカ英語とイギリス英語でメートルのスペルも異なるのでこちらも合わせてご紹介致します。(米:Meter/英:Metre)
◆重さの単位について
次に重さの単位です。
日本や多くの国では、メートル法に含まれるグラムが用いられています。
しかし、アメリカのみオンス(Ounce/Oz)とポンド(Pound/Lb)という単位を使っています。
『16Oz=1Lb』とややこしいですが、長さと異なり、ほぼポンドしか使わないです。
オンスは新生児の体重や量り売りのお肉など細かいところでのみ使います。
(例)
A: Dad, you look unhealthy. How much you weight?
『お父さん、すごく不健康そうに見えるよ。体重いくつなの?』
B: To be honest, I don’t remember when was the last time I check my weights.
『正直に言うと、最後に体重を測ったのはいつか覚えていないんだ。』
A: You look over 200 lb.
『200ポンド以上ありそうに見えるよ。』
◆まとめ
今回は、日常的に使っている単位の外国との違いをご紹介いたしました。
全てを覚えるのは難しくても、単位を覚えておくとコミュニケーションがよりスムーズに進むはずです。
ぜひ皆様、本記事を読んで英語力の糧にしてくださると幸いです。