みなさん、お寿司が海外でどのくらい浸透しているかご存知でしょうか。
とあるウェブサイトでは2022年時点で18,703店舗以上ものお寿司屋さんがアメリカに存在するとされています。
しかしながら、海外のお寿司文化と日本のとでは異なる点もあるため今回は日本の寿司文化を英語で紹介する際の例をご紹介します。
お寿司の種類について
お寿司と一口に言ってもいくつかの種類が挙げられます。特に、海外では生魚を食べるのに抵抗がある人向けに、アボガドやカニなどを巻いた、いわゆるカリフォルニアロールがよく食べられる印象です。
本場日本のお寿司がどのようなものか知らない方も少なくないかもしれません。握り寿司のちらし寿司を紹介してみましょう。
■にぎり寿司について説明する際の例文
・Nigiri-zushi, which is made by hand, is the most popular type of sushi. A slice of raw fish is put on the small vinegar rice ball.
– 手作業で作られる「にぎり寿司」は、最もポピュラーな寿司の種類です。小さな酢飯のシャリの上に、生の魚の切り身がのっています。
■ちらし寿司について説明する際の例文
・Chirashi-zushi is a colorful type of sushi. Some sliced fish are put on vinegared rice, and it is decorated with thin omelets cut into strips and seaweed.
– ちらし寿司は、カラフルな寿司の一種です。酢飯の上に切り身をのせ、短冊切りにした卵焼きや海苔で飾り付けます。
お寿司を食べる場面について
どのようなシーンでお寿司を食べますか?
以前は特別なイベントのお祝いの場で食べることが一般的でしたが、最近では回転寿司が普及し価格も抑えられていることから、気軽にお寿司を楽しめるようになりました。
■お寿司を食べる場面について説明する際の例文
・Traditionally, sushi was eaten on special occasions in Japan, such as to celebrate the new year or mark the changing seasons.
– 日本では昔から、新年や季節の変わり目など、特別な日に寿司を食べる習慣がありました。
・With the rise of conveyor belt sushi restaurants, sushi has become more accessible and is enjoyed in various settings, from casual meals with friends to business dinners.
– 回転寿司店の普及により、寿司はより身近になり、友人との気軽な食事からビジネスでの会食まで、さまざまなシーンで楽しまれています。
お寿司屋さんで使われる専門用語について
お寿司屋さんでよく使われる専門用語も、日本の寿司文化の一つの特徴です。
■お寿司屋さんで使われる専門用語について説明する際の例文
・Gari is pickled ginger that is often served with sushi. It is used as a palate cleanser between different types of sushi and can also be eaten on its own.
– ガリは、よく寿司に添えられている生姜の漬物です。異なる種類の寿司の間の口直しとして使われるほか、そのまま食べることもできます。
・Green tea served with sushi is called “agari” because it means to finish the meal in Japanese.
– 寿司と一緒に出される緑茶は、日本語で食事を終えるという意味から「あがり」と呼ばれます。
・Wasabi served with sushi is called “namida (tears in English)” because it makes people cry when they put it too much.
– 寿司に添えられるわさびは、入れすぎると涙が出ることから「なみだ」と呼ばれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
身近な話題でも英語で説明するとなると、何から話すべきか迷うかもしれません。この記事が少しでも参考になれば幸いです。