日頃生活の中で、「イマイチ」「少し違う」「良くも悪くもない」など、物事を断言したくないときに日本語では「微妙」という便利な言葉があります。これらの表現を英語ではなんと言うかご存知でしょうか。
物事の程度や場面によって使う言葉が変わるので、例文と共にご紹介します。
「微妙に違う」を表す”subtle”
辞書で微妙と調べると、まず”subtle”と候補が出てくるかと思いますが、
この単語は「ほんのわずか」や「微妙な違い」を伝えるときに使われます。
<例文>
There’s a subtle difference.
(微妙に違います。)
There was a subtle difference between their views.
(彼らの見解には微妙な違いがありました。)
家族や親しい友人には”iffy”
「未定」「疑わしい」といった表現をしたいときに使えます。
カジュアルな場面で使う事が多く、目上の方や書面では使わないように気をつけてください。
<例文>
I’m iffy about going out this weekend.
(今週末出かけるかは微妙。)
The weather looks iffy today.
(今日の天気は雲行きが怪しいです。)
I tried a popular Japanese sweet, but it tasted iffy.
(流行りの日本のスイーツを食べたけど、微妙だった。)
「イマイチ」の表現には”I don’t know about〜”
直訳すると(〜について分かりません)ですが、
良し悪しを断言せず、「イマイチ」であることを伝えるときに使えます。
<例文>
I don’t know about this restaurant.
(このレストランはイマイチです。)
I don’t know about that.
(それ微妙だね。)
“I don’t know about〜”の代わりに“I’m not sure about〜”も同じ意味として使えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
特にネガティブな場面で「微妙」と伝える時はしっかりとそれぞれの使い方や意味を理解しておく必要があります。是非、今回ご紹介した表現の使い方をマスターしてネイティブっぽく「微妙」を伝えてみてはいかがでしょうか。