みなさんは、「Stuff」という言葉をご存知ですか?
教科書にはあまり出てきませんが、実は英会話では超頻出の便利ワードです。
「Stuff」には様々な使い方があるので毎回日本語に訳そうとすると少し大変ですが、一度ニュアンスを覚えてしまえばとても簡単でしかも便利です。
今回は、この「Stuff」についてご紹介いたします。
「Stuff」
名詞としても動詞としても用いることができますが、それぞれ意味が異なります。
名詞:抽象的に「モノ」「コト」などを表現することができます。グループや集まりとしての「モノ」「コト」を指すので不可算名詞です。つまり語尾に「s」はつけません。フォーマルなシーンではなくカジュアルなシーンで用いられます。
動詞:中に何かが詰まっている状態を表現します。例えば、「Stuffed animal」というと「(中に綿が詰まった)人形」という意味になります。
今回は名詞として用いる場合についてご紹介いたします。この場合、大きく分けて5つの意味合いがあります。
以下、例文と一緒に見ていきましょう。
1.「モノ」
I like sweet stuff. 甘いものが好きです。
I like kind of stuff. こういうもの好きです。
2.「コト」
A: What are you up to on tonight? Can we go for dinner? 今夜は何していますか?ディナーに行きませんか?
B: Sorry, I have some stuff to do. ごめんなさい、やらないといけないことがあります。
3.「持ち物」
「私の持ち物」「自分の物」という意味で使用することもできます。
Don’t forget your stuff. あなたの持ち物忘れないように。
Hey, you leave your stuff. ちょっと、持ち物忘れていますよ!
4.「~とか」
「and stuff」「and stuff like that」(~とか)という意味で用いることもできます。
What do you like Japanese food? – I like sushi, Yakiniku, and stuff like that.
日本食では何が好きですか?- 寿司、焼き肉とかが好きです。
「and stuff」「and stuff like that」はカジュアルな表現なので、フォーマルなシーンでは「and so on」と言い換えることができます。
5.「いいね」
「good stuff」で「いいね!」と表現することができます。
Wow, that is good stuff. わ~、いいね!/よかったね!/よくやったね!
形のあるもの・ないもの、どちらの場合にも用いることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は「Stuff」についてご紹介いたしました。
「Stuff」には様々な使い方があるので毎回日本語に訳そうとすると少し大変ですが、一度ニュアンスを覚えてしまえばとても簡単でしかも便利です。
アカデミックな英語学習ではあまり取り上げられることのないこの単語ですが、英会話では大変多く用いられますので是非この機会にあなたもマスターしてみてはいかがでしょうか。