「something」と「anything」ってどう違う?
皆さんは、「something」と「anything」の違いを理解し、正しく使えていますか?どちらも「なにか」を意味しますが、使い分けが曖昧な方も多いのではないでしょうか。
今回は、「something」と「anything」の違いと使い分けについて説明します。
これらの違いを理解すると、より自然な英語を話せるようになるので是非実践してみてくださいね。
「something」と「anything」の一番分かりやすい使い分け方は、文章が肯定文か否定文かで判断するという方法です。
これら二つは不定代名詞と呼ばれ、文章の主語、補語、目的語とすることができます。
肯定するときはsomething
文章が肯定文のときは基本的にsomethingを使います。somethingは「(とある)何か」という意味です。
それでは、例文を見ていきましょう!
I would like something to drink.
(何か飲み物が欲しいです。)
Something is wrong.
(何かがおかしいです。)
基本的にsomethingは未知のものや不特定のものを指すときに使われます。何か漠然とイメージするものがある場合です。
また、例外として相手が “yes” と答えてくれることを前提にした質問をするときにも使われます。
否定文、疑問文のときはanything
notを含む否定文や、疑問文のときはanythingを使います。anythingは「何でも」という意味です。
こちらも例文を見ていきましょう。
I don’t need anything.
(何も要りません。)
Anything else?
(その他になにかありますか?)
anything の場合、特にイメージがないときや、“yes” と答えてくれる確信を持てないとき、さらに「何でもいい」というニュアンスを含ませるときなどに使われます。
また、これと似たもので「someone、anyone(誰か)」や「somebody、anybody(誰か)」もあり、これらの違いや使い分けは今回ご紹介した二つの単語と同じです。
まとめ
この記事では「something」と「anything」の違いについて説明しました。
最初は、どのように使い分けるべきか迷うことがあると思いますが、繰り返し使用していくことで正しく使えるようになっていきます。是非意識して学習してみるのはいかがでしょうか。