“Someone”, ”Anyone”, ”Everyone”の使い分けについて頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。
今回は、このsomeone, anyone, everyoneの違いについてご紹介いたします。
会話でよく使うため、ここでしっかり確認していきましょう!
someone, anyone, everyoneの違い
Someone「(とある)誰か」
「誰かは特定できないけど、とある一人」を指しているニュアンスがあります。
例文:あの部屋の中に誰かがいます。
Someone is in the room.
Anyone=「誰か」(誰でも)
「不特定多数の中の誰か一人」を指しているニュアンスが含まれています。
例文:あの部屋の中に誰かいますか?
Is anyone in the room?
Everyone=「皆、全員、すべて」
「そこにいるすべての人」という意味となります。
例文:あの部屋の中に皆います。
Everyone is in the room.
★”Someone” VS “Anyone”について
特に”Someone”と ”anyone”がよく似ているのですが、
”someone”は少人数に質問するより「特定的」、anyoneはより「一般的」と言えます。
“someone”: 場合によって話し手が限られた人の中から候補者を想像していてその中の誰かというニュアンスを含むこともあります。
“anyone” : 無数にいる人たちの中で誰か想像もつかないけどその中の誰かという意味となります。
下記の例文を見ていきましょう。
Someone is in the corridor. (誰かが廊下にいます。)
※誰かはわからないけど、とある誰かがいること。
I trust you more than anyone else. (私は他の誰よりもあなたを 信頼しています。)
※不特定多数の誰よりも信頼していること。
Someone stole my wallet. (誰かが私の財布を盗んだ。)
※誰かはわからないけど、とある誰かに私の財布を盗んだ。
Don’t sell it to anyone. (誰にも売らないようにしてくれ。)
※不特定多数の誰にも売らないでほしいというニュアンスがあります。
また、少人数に質問する場合は「someone」を使い、不特定多数に向かって質問する場合は「anyone」を使う傾向があります。
Does someone need this? (誰かこれを必要とする人いる?)
※少人数に対して尋ねている場面。
Can anyone call an ambulance ? (だれか救急車を呼んでくれませんか?)
※例えば路上で不特定多数の人たちに対してお願いしている場面。
なお、”someone”は肯定文で使われる一方で、”anyone”は否定文で使用されていることが多い。
例文: I don’t think anyone is at the office.
誰もオフィスにいないと思います。
There is someone at the office.
オフィスに誰かがいます。
(~one) VS (~body)
また、someone, anyone, everyone(~one)は、somebody, anybody, everybody(~body)に言い換えることが出来、意味はほぼ同じですが、(~one)は(~body)よりも丁寧で形式的な言い方。
上司、先生との会話や文章のやり取りやフォーマルな場で使われます。
(~body)はより口語的でカジュアルな言い方です。
まとめ
someone=「(とある)誰か」
anyone=「無数にいる人たちの中の「誰か」
everyone=「全員」
このsomeone, anyone, everyone は日常生活で頻繁に使われるので、
それぞれの意味や使い方をしっかりと押さえておきましょう。