日本人が多い国内では多国籍文化に触れる機会も限られているかもしれませんが、多国籍国家、例えばアメリカなどのような国では様々な肌の色をした人達を多く見かけます。

「肌の色」は人種差別の問題に発展しかねないので、誤解を生まないように表現することが大切です。そのためにも、正しい知識を身に付けたいですね。

今回は、肌の色にまつわる英語表現についてご紹介いたします。

 

「肌の色」は英語でなんと言う?

肌の色は英語で「Skin color」あるいは「Skin tone」と言います。

肌が黒い、白いなどは「skin color」で表現できます。一方で「skin tone」は色の濃淡を表します。

イエローベース肌やブルーベース肌は「skin tone」に分類します。

 

肌色の種類?

肌色は「pale orange」/「beige」/「nude」/「apricot」と表現されます。

化粧品やクレヨンで肌色の表現は若干差がありますが、上記4つが多く用いられます。

 

以下、誤解を招きねない表現を紹介します。

 

・「You are so white!」

色白ですね!と褒めているつもりでも、海外ではあまり好まれません。「あなた、真っ白!」ようのように聞こえてポジティブに聞こえないことがあります。

「You have a light-skinned color. It is very beautiful.」のように「white」を避けた言い方が好まれます。

 

・肌の色を「yellow / white / black」と表現する

アジア人の肌色を「yellow」、白人や黒人を「white」「black」と言ったりしますが、差別的にとらえられる可能性もあるので注意が必要です。

他の色や肌の色ではなく「skin tone」で表現する方が無難です。

 

例えば、「She has a black skin.」と表現するより、「She has a dark skin.」と表現したほうが無難です。

同様に、「She has a yellow skin.」ではなく、「She has a nude skin.」と表現するようが良いなど、肌の色についての表現方法は少し注意が必要です。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。日本ではあまり差別的にとらえられることのない肌の色ですが、英語でこれらを表現する際は注意が必要です。

今後の参考になれば幸いです。