生き物には五感や第六感などの「感覚」があります。
英語でこれら「感覚」をどのように表現するかご存知でしょうか?
今回は、英語で言えそうで言えない「感覚」にまつわる英語表現をご紹介いたします。
◆感覚
「感覚」は「Feel」や「Sence」という単語で表現できます。
Feelは「~を感じる。」または「~に触れる。」等、心や体で感じることを表す時に使います。
例:
I can’t feel my fingers. (指の感覚がない。)
I feel a chill in the air. (風の冷たさを感じる。)
Senseは目に見えない漠然とした感覚(本能的なものを表現するときに使用します。
例:
I had the sense that he didn’t understand. (彼はわかっていないという感じがした。)
The moral sence (道徳観念)
◆五感
五感を英語でいうと「Five senses」といいます。
では、五感それぞれの言い方は、下記の通りです。
「視覚」:eyesight
「聴覚」:hearing
「味覚」:taste
「臭覚」:smell
「触覚」:touch
「(the) sense of」をつけなくても「聴覚」や「味覚」は問題ないですが、
「臭覚」や「味覚」は一般的に「(the) sense of~」と表現することが多いです。
◆第六感
第六感は通常認知し、使用している五感を超えた、何とも言えない超感覚のことを指します。
第六感は英語で「(the) sixth sense」です。
◆直感
直感を意味する英語は2種類あります。
感情や感覚による予感や勘等、根拠もないのに感じる「直感」は「Hunch」、
瞬時に理解する、本能的な「直感」は「Intuition」と言います。
例:
I value my intuition.(自分の直感を大事にしている。)
I have a hunch that it will rain.(雨が降る予感がする。)
◆敏感
「敏感」は「Sensitive」で表現します。
「鋭い」や「洞察力がある」という意味の「keen」を使った「keen sense」でも同様の意味です。
例:
He is so sensitive to criticism. (彼はとても批判に敏感です。)
◆鈍感
「敏感」の逆、「鈍感」は「Insensitive」で表現します。
「心無い」「無神経」という意味もあります。
例:
I’m insensitive to light.(光を感じない。)
まとめ
いかがですか?「感覚」はどこから来るのかによって使い分けると分かりやすいと思います。
物のように明確に形があるものではないので、日本語とは使い方が違う部分もありますが、日常会話で出てくるフレーズなので、この機会に覚えておくと便利です。
相手がどのように使っているのか聞き分けながら、覚えていくとリスニング力UPにもつながりますよ。