大学の講義やキャリアアップのためのセミナー、自己啓発のためのコーチングセッション等、学習をする手段はたくさんあります。
大人になってもスキルを上げるために自分から学習していくのは素晴らしいことですね。
それぞれの呼び名を英語で伝えたいとき、どういった表現になるかご存じですか?
今回は、学習にまつわる英語表現の違いをご紹介します。
Seminer
日本のセミナーはビジネススキルなどを養うためのグループで行う勉強会のようなイメージですね。
英語でのセミナーの意味は「学術的、もしくは専門的な分野を比較的少人数で、かつ集中して研究や議論のため集まる会」とされています。
日本のセミナーは受講側は受け身であり、また取り扱う分野も広いので、使い方のニュアンスが少し異なります。
例:I’m going to attend in the stock investment seminar this weekend.
今週末、投資セミナーに参加予定です。
Workshop
日本語のセミナーに近いのが、ワークショップです。
Workshopは「集まって同じ議題について学んだり、話し合ったり、実践したりする勉強会」というものです。
例:I forgot to apply to participate in a workshop of communication skills.
コミュニケーションスキルのセミナーに参加希望を出すの忘れてた。
Meet up
ワークショップよりカジュアルで小規模なものを指します。
元々は「落ち合う」や「仲間内で集まる」を意味する「Meet up」からできた造語です。
例:Let’s have a meet up this afternoon to disccuss about the sales target of this year.
今年の営業目標について午後集まって話し合おう。
Training
日本語では研修、養成講座に当たります。
日本語でトレーニングと聞くと体を鍛える活動をイメージしがちですが、動詞の意味としては「連続」「仕込む」「鍛える」「体を鍛える」「養成する」などの意味があります。
教育や訓練を一定期間施す「研修」や「養成講座」にはピッタリの表現と言えます。
また、入社後受ける新人研修や業務研修を“On the job training(OJT)”と呼びます。
例:We will be in the work training for 1 months.
1か月間の会社研修に参加します。
Lecture
日本語の講義や講演はレクチャーで表現します。
「口頭で詳しく説明すること」「説教をする」等の意味があります。
レクチャーは、知識や教養、情報を持っている人が持っていない人に対して行われるのが一般的です。
どちらかというと一方的に話す、というイメージになるのでビジネスミーティングや大学の講義などが使う場面としては適切です。
例:Mr Tanaka is giving us a lecture about reducing carbon dioxide emission today.
今日は田中さんが二酸化炭素の排出量削減について講義を行います。
まとめ
いかがでしたか?
様々な英語表現があることが分かりました。
ビジネスシーンや日常でも使える表現ですので、是非この機会にニュアンスの違いも含め覚えてみてはいかがでしょうか。