皆さんは、小・中学生の頃、お昼は給食を食べていましたか?
地域によって給食にも特色があり、興味深いですね。今日は日本と世界の給食の違いをご紹介します。
「給食」に関する表現
「給食」は school meals, school lunch と表現します。
アメリカでは学校給食として朝食を出す州もあり、その場合は school breakfast と言います。
・school lunch hour 給食時間
・school lunch menu 学校給食メニュー
・school-lunch lines 学校の昼食の取扱商品、カフェテリアのメニュー
・school lunch program 学校給食制度
・school lunch duty 給食当番
例文:
Do you have a school lunch at school? 給食はありますか?
They provide school meals. 彼らは、学校給食を提供します。
Most of all students are getting school lunch for free. ほとんどの生徒が無料で給食を食べています。
アメリカの給食
給食とお弁当の選択ができますが、どちらの場合も教室ではなく、cafeteria(食堂)で食べることが一般的です。
教室で配膳しないので給食当番もありません。給食では自由に好きな食べ物を選べます。
定番の給食メニューは、hot dogs(ホットドッグ), chicken nuggets(チキンナゲット), pizza(ピザ), hamburgers(ハンバーガー), pasta(パスタ)などいかにもアメリカらしいラインナップです。
フランスの給食
アメリカ同様、食堂で自由に席を選んで友達と一緒に食べます。先生が別室で食べるところも日本との違いです。
コース料理と同じく appetizer (前菜)・main dish (主菜)・side dish (副菜)・dessert (デザート)・bread (パン)で構成されており、フランスパンなど伝統的な食べ物も提供されています。
また、チーズはフランスの食文化を伝える食材でもあることから、献立表には Gouda(ゴーダ)、Edam(エダム)、Mimolette(ミモレット)など、その種類が明記されているそうです。
イギリスの給食
食堂で食べます。料理はdinner ladyと呼ばれる給食スタッフがよそってくれます。
また、lunch time supervisorと呼ばれるスタッフが、子供たちの食事補助をします。
イギリスの伝統的な食べ物、例えば roast beef (ローストビーフ)や fish and chips (フィッシュ&チップス)などを食べることができる日も用意されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。日本と世界の学校給食制度の違いがあるのが分かりますね。
日本では見かけない、その国特有のメニューも多く、食は文化の大切な一部であることが、学校給食にも表れています。
日本での給食を外国人に伝えられると話が広がるかもしれませんね。