お年玉をもらうこの時期「全部使うのではなく貯蓄するように」と言われたこと、
また、日本が直面している課題として「貯蓄から投資へ」といったフレーズを聞いたことがある方も少なくないのでないでしょうか。
今回はこの「貯金」と「投資」に関する英語表現をご紹介します。
貯金・貯蓄
貯金や貯蓄を表す英単語はsavingであり、通常、savingsと複数形として用いられることが多いです。「~をとっておく、貯蓄する」を意味するsaveの名詞系として覚えましょう。「貯金口座」はsavings account、「貯蓄計画」はsavings planと表現できます。なお、米国の場合、銀行口座は、普通口座に近いcurrent accountと、引き出し等条件があり金利がつくsavings accountといった形で区別されている点に留意が必要です。ちなみに貯金箱はpiggy bank、タンス預金はmoney under the mattressと表現します。
例文:
You should not spend all of your otoshidama, rather it is better to keep some of it in savings.
(お年玉を全て使い切るのではなく、多少は貯金に回すべきです。)
As the procedure of opening a savings account got simpler, more people started to think their savings plan in a long-term.
(貯金口座の開設手続きが簡素化され、より多くの人々が長期的な視点で貯蓄計画を考えるようになりました。)
I save around 5,000 JPY in my piggy bank.
(貯金箱には大体5千円ほど貯金があります。)
投資
投資を表す表現は、invest(投資する)の名詞形であるinvestmentです。investment bank(投資銀行)、investment decision(投資に関する意思決定)、投資計画(investment plan)やinvest in stock/real estates/cryptcurrecy(株式/不動産/仮想通貨に投資する)など経済・金融関連の表現に加え、invest in oneself(自己投資する)といったフレーズも覚えましょう。
例文:
Although the government is encouraging people to allocate their savings into investment with the very slogan, “From Savings To Investment“, it seems taking more time to change people’s mindset.
(政府は「貯蓄から投資へ」というスローガンの下、人々が貯蓄を投資に充てることを推奨していますが、人々のマインドが変わるのにはより多くの時間がかかりそうです。)
Changing jobs is becoming not uncommmon in Japan and investing in yourself matters for getting a better offer from companies of interest.
(日本では転職が珍しくなくなり、自分に投資することが、関心のある会社からより良いオファーを獲得するうえで重要です。)
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は「貯金」や「投資」に関する表現をご紹介しました。
日常的なトピックの一つでもある貯金や投資について、今回ご紹介した表現をもとに、英会話をしていただけたら幸いです。