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”Sarcasm”という言葉を聞いたことがありますか?

日本語に訳すと”皮肉”や”嫌味”という意味になります。

 

似た単語で”Irony”というものもありますが、ざっくりと違う点は、悪意があるか否という点です。

”Sarcasm”は悪意のある嫌味、皮肉のこと。または言動(嫌味のある皮肉めいた発言や行動)を指します。

 

ただ、海外ではSarcasmが好きな人も多く、日常会話でもSarcasmはよく耳にします。

その場合、相手を傷つけようとして発言しているわけではなく、ジョークとして用いていることがほとんどです。

 

ですので、ユーモアのある会話をしたい、会話を通じてコミュニケーションに深みをもたせたい場合、

このSarcasmを理解できるようになると、会話の幅がぐっと広がります。

 

今回はそのSarcasmの使い方をお伝えできればと思います。

 

Sarcasmを使った例

では、Sarcasmとはどんなものがあるか、例題を上げてみましょう。

 

例)”ありがとう”じゃない”ありがとう”

・Thank you a lot! I have so many things to do today. (たくさんやることが出来たよ、ありがとうね!)

解釈:君のせいで、やることが増えたじゃないか。

 

・Thanks to you. This room is so clean. (お部屋がすごくきれいだ、ありがとう!)

解釈:散らかってるから片付けなきゃいけないじゃない。

 

上記のように、思っていることと反対のことを言う。明らかな嘘がSarcasmです。

その他にも、凄いと思っていないのに、大げさに”Great!!!”と言う。

楽しくなかったのに”こんなにExitingな経験はなかった!”と言う、等々。

 

Sarcasmを使うときに注意したいこと

 

では、このSarcasmはどのように使えばいいのでしょうか?

本当の嫌味(相手を攻撃する)として使う場合もあるので、受け取り手やタイミングによっては意図しない結果になってしまう可能性があるのが、Sarcasm。

文化背景や地域によってもSarcasmの頻度や受け取り方が変わってくるため、使い方や受け取り方の判断が難しいとことではありますが、

以下の4つのポイントに気をつけながら言うと状況に合った形で表現することができます。

①相手のトーンに注目する

②笑える内容の話であるかどうか

③相手にとって攻撃的な内容(性別、宗教、政治 etc…)でないかどうか

④公式な場であるかどうか

 

 

まとめ

Sarcasmは避けられるものではないので、あまり苦手意識を持たずに慣れていくことが必要です。

ただ、ネガティブなことであることに間違いはないので、タイミングや相手、状況をしっかり判断することが重要だと思います。

また、傷つく表現をされた時は、相手にしっかり伝えましょう。

相互理解があってこそのコミュニケーション。

お互いが気持ちよく過ごせるよう、スマートに使えっていけるといいですね。