「everyone」と「everybody」 の違い、みなさんはピンときますか?この2つの意味は、大変よく似ていますがニュアンスが少し異なります。
「everyone」は「みなさん」、「everybody」は「みんな」と訳されます。
意味は同じですが、ニュアンスに少し違いがありますよね。
今回は、スペースの有無や一文字違うだけで使い方・ニュアンスが異なる単語をご紹介いたします。
「everyday」 と 「every day」
「every」と「day」の間にスペースがあるかないかという違いです。以下、例を見てみましょう。
everyday – 毎日の、日々の、日常の
everyday clothes - 日常着
このように、「everyday」 は形容詞として用いられます。
every day – 毎日
I study English every day. – 私は、毎日英語を勉強します。
「every day」 は、「毎日」の意味になります。
「anyone」と 「any one」
「any」と「one」の間にスペースがあるかないかという違いです。以下、例を見てみましょう。
anyone – だれか、だれでも
Is anyone here? – 誰かここにいますか?
「anyone」は不特定の人を指します。
any one – どれか1つの
You can choose any one of them. – ここからどれか1つ選んでいいですよ。
「any one」 は特定されているグループから、どれか1つを指します。
「anytime」と「any time」
「any」と「time」の間にスペースがあるかないかという違いです。以下、例を見てみましょう。
anytime – いつでも
Contact me anytime. – いつでも連絡してください。
この場合、「anytime」は副詞として用いられます。
any time – どんな時でも、常に
He is coming back here any time. – 彼はすぐにここに戻ってきます。
「any time」は 「anytime」と比べて、「すぐに」というニュアンスが強いです。
「anymore」と「any more」
anymore – 今は、もはや
I don’t work here anymore. – 私は今はここで働いていません。
アメリカでは 、「any more」 を副詞「もはや・・・ない」として使う際に、「anymore」 と1単語にします。
any more – もう少し、いくつか、今は、もはや
Would you like any more coffee? – コーヒーもう少しいかがですか?
「any more」は限定詞として、または副詞として用いられます。
「someday」と「some day」
someday – いつか、そのうち
I want to live in Australia some say. -私は、いつかオーストラリアに住みたいです。
「someday」は特に期限などを示さず、時間ができたらしたいという、「いつか」というニュアンスが強いです。
some day – 具体的な日付を示さず、漠然とした日にち
Let’s go to the beach some day in this summer. – 今年の夏どこかの海に行こうよ。
こちらも同様に具体的な日にちの指定はしていませんが、「someday」ほどは遠くない未来を表すニュアンスが強いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回紹介した単語は、リスニングだけでは判断が難しい場合が多いですね。これらのニュアンスを理解することで、会話の中での表現力が広がるだけてなく、相手の意図していることが、これまで以上に的確に理解できるようになるかもしれませんね。