皆さんは「rise」「raise」との違いって何?と聞かれたら答えられますか?
「どっちも上がる」「何が違うんだっけ?」と、曖昧な人が多いのではないでしょうか。
そこで、今回は「rise」「raise」との違いについてご紹介いたします。
他動詞と自動詞
動詞には2つの種類があり、それは他動詞と自動詞になります。
自動詞は「主語が主語以外の人や物に影響を与えずに自己完結する」
他動詞は「主語が主語以外の人や物に影響を与える」
自動詞と他動詞の違いを念頭に入れて「rise」「raise」の違いをみてみましょう。
rise – 自動詞
「rise」は「主語が主語以外の人や物に影響を与えずに自己完結する」自動詞になります。そのため、自動詞を使用する際は目的語を必要としません。そのため、日本語での意味は「上がる」になり、「rise」を使用する主語が「上がる」イメージです。
The population of this city has been rising. – 街の人口数は増加中です。
Prices have risen by 10%. – 物価が 10% 上がりました。
raise – 他動詞
「raise」は「主語が主語以外の人や物に影響を与える」他動詞になります。そのため、「raise」は何かを「上げる」対象が必要となります。
The landlord has raised the rent. – 大家が家賃を値上げしました。
She was raised to manager. – 彼女はマネージャーに昇進されました。
まとめ
いかがでしたか。今回は「rise」と「raise」の違いについてご紹介いたしました。「rise」と「raise」違いを理解するのと一緒に他動詞、自動詞の感覚も身につけてみてはどうでしょうか。