英語で見るを表現する際、よく使う単語が3つあります。それは Look Watch Seeです。この3つの中からどれを選べばいいのか悩んだ経験がある人は多いのではないでしょうか?この3つの単語は日常会話の中で非常に多く使われるので、うまく使い分けられるようになりましょう。
今回は、Look Watch Seeの正しい使い分けをご紹介します。
各単語の違いについて
Look Watch See は日本語訳にした時、全て同じ見るという意味として訳されしまいます。この見るという英単語を使い分けるために各単語の動作に着目してみましょう。
Look の動作
Lookの見るは対象に対して視線を向ける動作を伴う場合に用いられます。つまり、ある対象に対して意識して焦点を合わせることを意味します。
例えば、「空を見て」と言われた場合、「Look at the sky.」となります。意識的に空を見上げる動作のため、この場合はLookとなります。さらに、もう一つのポイントとして、視界に入る物から入らない物を対象としています。
先ほどの例文を参考にすると、友人の顔を見て話している時に「空を見て」と言われた場合、視界にない空を見るために焦点を動かします。また、会話中に「私の目を見て」と言われた場合には、既に視界にある相手の目に焦点を向けるため
「 Look at my eyes.」となります。
Look の例文
• I’m looking at this picture.
この絵を見てる。
• Look at her.
彼女を見て。
• What are you looking at?
何を見てるの?
See の動作
See の見るの動作は視界に入るものを対象としています。例えば、歩いている時に青い空を見た場合、「I saw the blue sky.」となるため、歩いている時に青い空を見えた(意図的ではない)となります。
*sawはseeの過去形
Seeの例文
• I saw Tom in the shopping mall.
ショッピングモールでトムを見た。
• I saw you studying in the library.
図書館であなたが勉強しているのを見た。
• I saw the beautiful flowers in the park.
公園で綺麗な花を見た。
Watch の動作
Watch の見るの動作は対象物に動きが伴うケースを対象にしています。例えば、「テレビを見ている」の場合、「I’m watching TV」となります。テレビは映像が動いているためWatchになります。カタカナでもあるBird watchingは動いている鳥を見ることからWatchingが使われています。
Watch の例文
• I will watch the movie with Tom tonight.
今夜トムと映画を見ます。
• I watched the baseball game yesterday.
昨日野球の試合を見た。
まとめ
いかかでしたか?Look・See・Watchの違いについては理解いただけましたでしょうか?
Look – 視線を向ける動作
See – 視界に入るもの物が対象
Look – 動いている物が対象
この三つの違いを意識して、実際の英会話の中で見るを使い分けて見ましょう!