数字や範囲を表現するときに使う「以上」「以下」「未満」「~を超える」という表現。
日本語でも迷いやすい言葉ですよね。
日本語と同じように英語でも明確な定義があります。今回は、どのように言い表すのかをご紹介します。
◆「以上、以下」を表す表現
以上、以下を言う時、その数字は含まれます。
例えば、「5以上」「5以下」であれば、両方、5を含む、ということです。
英語で「以上」を表す時は、or と、そのものよりも大きいことを表す単語、
一般的には、or more / or higher / or above / 等を使って表現します。
ですので、「5以上」であれば、five or more / five or higher / five or above となります。
例)
この店は20歳以上が入店可能です。/ This shop is only allow to be entered 20 years old or over.
「以下」を表す時は、or とそのものよりも小さいことを表す単語、
一般的には、or less / or under / or below / 等を使って表現します。
例)
150語以下でエッセイを書いてください。/ Write an essay in 150 words or less.
◆「超える、未満」を表す表現
「~超える」、未満の場合、その数字は含みません。
「5を超える」は、5は含まないので6~、「5未満」は4~ということですね。
「~を超える」を表現する場合は、thanと、そのものよりも大きいことを表す単語、を使います。
more than / greater than / over / above /等で表します。
例)
1時間以上、待っています。/ I’ve been waiting over 1 hour.
「未満」を表す時、先ほどと同じ考え方になるので、thanと、そのものよりも小さいことを表す単語、を使います。
less than / under than / below 等で表します。
例)
1000円未満のお支払いは現金になります。/ Please be noted that payment less than 1000Yen will be in cash.
◆「以内、〜まで」を表す表現
「~以内」、「~まで」の示す範囲は「以下」と同じように、その数字を含みます。
例えば5日以内であれば、5日目も含んで考えます。
「以内」を英語で表現する場合は、in / within が使われます。
例)
3日以内に書類をお送りください。/ Please send the dpcumanet in 3 days.
「~まで」を表現する場合、up to / until / by が使われます。
例)
夕方までに帰ってきてね。/ Please come back by evening.
◆まとめ
いかかでしたか?
日本語でも以上、超える、以下、未満とややこしく感じますよね。
使わないと忘れそうになりそうな、表現でもありますので、
一度頭の中で整理して、使えるようになってみてはいかがでしょうか。