英語の運用能力を測るTOEICは、英語学習者の中でもとても人気のあるテストの1つです。

TOEICは、受検者のリスニング、リーディングスキルを数値化するもので、多くの企業や学校で英語力を測定ためのツールとして幅広く活用されています。

受検者数が多いことからも、様々な出版社でTOEIC対策教材を取り扱っており、それらを活用して独学でTOEICのスコアアップを図る方も多くいます。

しかし、独学ではスコアアップの壁にぶつかり、スランプに陥り英語学習に苦手意識を持ち始めてしまうという話も耳にします。

そこで、今回はオンライン英会話スクールをTOEICのスコアアップに活用できるということと、その理由についてご紹介いたします。

 

オンライン英会話スクールをTOEICのスコアアップに活用できる?

「TOEICはリスニング、リーディングスキルを測るものだから、主にスピーキングに軸を置いたオンライン英会話スクールはTOEICのスコアアップに効果的ではない」と考えている方も多いのではないでしょうか。

実は、以下の点からオンライン英会話スクールはTOEICのスコアアップに効果的であると言えるんです。

•英語学習の習慣化
•マンツーマンの英語学習
•発音の強制、確認

上記3つのポイントを、以下でそれぞれ詳しく見てみましょう。

 

英語学習の習慣化

独学で英語学習をするメリットは、自身のスケージュールに合わせて、気兼ねなく英語学習ができるということです。

しかし、実はこのメリットが独学で行う英語学習の最大のデメリットでもあります。

学習時間をいつでも自分の好きな時に変更することができ、英語学習以外の事項やモチベーションを優先することができてしまいます。これにより、結果的に英語学習を習慣化することができないケースがあります。

一方、オンライン英会話スクールを活用して英語学習を行う場合、授業の予約、予習や宿題を行わなければなりません。予約した授業に向けて、また予約した授業内で、英語学習を行います。結果として、授業前の自習と、授業を予約しそれを受講するという流れが定着すると言えます。これにより、英語学習の習慣化が図れます。

 

マンツーマンの英語学習

多くのオンライン英会話スクールでは、マンツーマン授業が主流で、これは大きな魅力と言えます。

授業中に気兼ねなく質問ができ、先生はその質問に対して他の生徒を巻き込むことなく有意義に時間を使って回答することができます。マンツーマンの授業では、グループ授業で発生しがちな、授業にについていけない、消化不良のまま授業を終える、授業中に質問をしにくい、などといったマイナスの要素をできる限り排除することができます。

 

発音の矯正・確認ができる

TOEICには、スピーキングスキルを測定する科目が存在しないため、発音の矯正や確認を行う必要がないと考えている方が少なくありません。

しかし、実は、それは正しいとは言えません。なぜなら、自身で発音できない音は聞き取ることができない場合があるためです。

脳は、知っている音や発音を聞いた場合、その音もとに正しい引き出しを開け、そこから情報を引き出してきます。逆に、知らない音や発音を聞いたとしても、脳はどの引き出しを開けていいのかわかりません。そもそも、それに対する引き出しを用意できていない可能性もあります。

上記の通り、リスニングスキルの向上を図るためには発音の矯正や確認が必要不可欠であると言えます。オンライン英会話スクールでは英語の発音を学ぶことができるため、結果としてリスニングスキル向上、つまりTOEICのスコアアップに貢献するというわけです。

 

まとめ

今回は、オンライン英会話スクールをTOEICのスコアアップに活用できるということと、その理由についてご紹介いたしました。オンライン英会話スクールはスピーキングスキルのみの向上に役立つとお考えだった方も、是非これを使ってTOEICのスコアアップに役立ててみてはいかがでしょうか。

オンライン英会話スクールの魅力は、コストパフォーマンスが良いという点も挙げられます。この機会に、ご自身のお気に入りのオンライン英会話スクールを見つけてみるのも良いかもしれませんね。