あなたは、「問題」を英語でどのように表現しまか?
「problem」?もちろん正解です。実はその他にも「issue」や「matter」といった表現も存在しますが、これらはそれぞれニュアンスによって使い分ける必要があります。
今回は「problem」、「issue」、「matter」のについてご紹介いたします。
「problem」
「problem」は「解決する必要がある問題」のことを指します。
この問題を解決しないと後々重大な問題を引き起こす原因となる可能性があり、解決策を打ち出す必要がある「問題」に対し用いられます。
ネガティブな要素が強い「問題」というニュアンスがあります。
以下の例文を見てみましょう。
There is a problem with our computer. – 私たちのパソコンに問題があります。
A lot of people have a mental health problem. – 多くの人はメンタルヘルスの問題を抱えています。
COVID-19 has been huge problem in the world. – コロナウイルスは全世界で問題になっています。
「issue」
「issue」は「議論が必要な問題」のことを指します。
例えば、車の運転免許を取得できる年齢を引き下げる意見がでた場合、年齢を引き上げた場合のメリットやデメリットがありますよね。つまり、この意見は議論されるべき問題となります。
このように問題に対して議論の余地があるものを「issue」を用いて表現することができます。そのほかにも、友人・恋人・同僚間など人と人との間で話合いが行われるべき問題も「issue」を用います。
以下の例文をみてみましょう。
She has an issue with her coworker. – 彼女は彼女の同僚と問題があります。
Taking all classes online will be an issue for students. – 生徒が全ての授業をオンラインで受講するのは問題になります。
「matter」
「matter」は「漠然としている問題」のことを指します。そのため、上記2つに比べて比較的幅広い意味合いで用いられることがあります。
「カジュアルな問題ですぐに解決をする必要がない小さば問題」や「ただ単に気になること」を意味します。
I have matter of concern. – 私は心配事があります。
This matter has to be discussed. – この問題は議論され必要があります。
Does not matter. – 関係ありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「problem」、「issue」、「matter」についてご紹介いたしました。
「problem」は解決する必要がある問題、「issue」は議論する問題、そして「matter」は漠然としている問題を指すんですね。
これらは日常会話でも超頻出表現です。是非この機会にマスターしてみてはいかがでしょうか。