
スパトレでは第二言語習得論・認知心理学・脳科学の研究結果を活用しており、
確実に英語力を身に付けることを目的とした英語トレーニングサービスを提供しています。
そのため、予習・復習を中心とした自律学習を必ず行うことを前提としています。
今回は効率的な予習、復習の方法についてご紹介します!
スパトレユーザー以外の方にも必見です。
予習、復習の方法
先にお伝えしたようにスパトレでは予習、復習を必ずおこないます。
そのため、フリートークのご用意はありません。
第二言語習得論の観点でも、インプットなくアウトプットばかりをおこなっていては誤用の定着などデメリットも多くオススメできないためです。
予習方法
使用しているテキストでトレーニングで実施する箇所を丁寧に自己学習します。
例えば、単語を覚える。リスニングを適切なスピードで理解する、など指定された箇所を何度も繰り返し理解度をあげていきましょう。
最短で学習成果を得るために行う「自習課題」が一番重要です。
第二言語習得論において大量のインプットと少量のアウトプットを行うことが大切とされていますが、
この予習が大量のインプットとなります。
スパトレではほぼすべてのレッスンに対して予習・復習が必要になっているので、
大量のインプットを予習でカバーすることができます。
自分で学習することを癖付けることもできるので、積極的に学習を進めることで好循環を作ることが期待できます。
初心者の方にはトレーニングの流れが固定のもののみをオススメしますので、予習さえ行えば英語だけのトレーニングでも大丈夫です!
復習方法
知識を長期記憶にするためには、間隔をあけて繰り返し復習するのがおすすめ。
復習スケジュールは、集中学習(massed learning)と分散学習(spaced learning) の2種類に大きく分けられます。集中学習とは、間隔を置かずにある学習項目を複数回繰り返すことで、分散学習とは、間隔を置いてある学習項目を複数回繰り返すことです。
これまでの研究により、集中学習よりも分散学習の方が長期的な記憶保持を促進することが分かっています。具体的には、集中学習と比較して分散学習は、英単語の記憶保持を2倍以上促進するという結果が出ています(Nakata, 2015)。
つまり、学習の機会を一度に詰め込むよりも、インターバルを設けて学習機会を分散させる方が長期記憶に貢献するのです。(Kornell, 2009)。
例えば、新しい英単語を10語覚えようとする場合、その10語を1日30分かけて学習するより、1日10分間の学習を3日間にわたり繰り返す方が、より長期的に記憶に留めることが可能になります。単語を学習する際には是非実践してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
学習効率を上げるためにも予習、復習は必須です。
またコンスタントに学習するのも大事なポイントなので間をあけすぎないように学習を進めてみてくださいね。