今がスピーキングスキルを伸ばす絶好のチャンス?
これまで多くの英語学習を重ねてきて知識は十分に持っているはずなのに、なかなか思うように英語を話せるようにならないと感じている方も少なくないのではないでしょうか?
今回は、英語を話すことに慣れてきた中級者の方向けに、より効率的にスピーキングスキルを伸ばすための学習方法をご紹介いたします。
効率的な学習には、ご自身のレベルに合わせた学習方法を取り入れることが大切です。
➀ 使える語彙数を増やす
スピーキングスキルを向上させるには、意味を知っている単語の数だけではなく、実際の会話で使える単語の数を増やすことも必要です。中級者の方の中には、読んだり聞いたりして意味を理解できる単語は多くても、話す・書く時に使える単語の数は随分と限られてしまっている方も多くいらっしゃるようです。単語帳(集)を使った学習では、意味を覚えるだけでなく例文にも目を通して、単語の使い方まで確認するようにしましょう。持っている単語の知識を「使える」状態にすることを目指していきたいですね。
➁ インプット(読むこと・聞くこと)を増やす
第二言語習得論では、大量のインプットと少量のアウトプットを行うことが大切とされています。基本のインプットが一通り完了している中級者の方こそ、次のステップに進むためにより多くのインプットを行うことを心がけてみてはいかがでしょうか。スパトレの初回実力テストで判定させていただいたRexile指数を是非ご参考にしていただき、ご自身のレベルに合った英文を日常的に読むことも効果的です。
➂ コミュニケーションストラテジーを利用する
英会話をより自然に行うために、是非身に付けていただきたいのが、コミュニケーションストラテジーです。例えば、その時にすぐに思い出せない英単語を他の表現を使って言い換えたり、会話に間が発生してしまいそうになった時につなぎ表現(フィラー)を使用することによって、よりナチュラルな英会話が可能になります (Cohen 1998, Dörnyei & Scott 1997) 。このつなぎ言葉とは、日本語でいうところの、「あ~」とか、「えーっと」などといった表現のことです。会話に行き詰まりそうになった際には、自然に口に出していますよね。このような表現を英語でも覚えておくと、より自然な英会話を身に付けることができます。スパトレでは、スピーキングスキルを向上させるために、このようなコミュニケーションストラテジーを学べるトレーニングも用意しています。是非ご利用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、これまで多くの英語学習を重ねてきて知識は十分に持っているはずなのに、なかなか思うように英語を話せるようにならないとお悩みの方のために、改善策やそのポイントについてご紹介いたしました。今回ご紹介いたしました3つのポイントをもとに、ご自身の学習内容を見直してみる良いきっかけになれば幸いです。是非お試しくださいませ。
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