皆さんは海外で道に迷ったり、なかなか行きたい場所にたどり着けなかった経験はありませんか?
スマートフォン等の便利なツールを活用することもできますが、慣れない土地ではそれらのツールがあっても苦戦することもあるのではないでしょうか。
そんな時、土地勘のある現地の人に道を尋ねることができたら安心できますよね。
今回は、人に道を尋ねるための英語フレーズをご紹介いたします。
まずは、大変便利なこのフレーズを覚えてしまいましょう。
1、Excuse me, could you tell me the way to the ○○?
すみません、○○への行き方を教えていただけませんか?
○○の場所を入れ替えるだけで、道を尋ねることができます。日本語同様、人に声をかける際に「Excuse me(すみません)」を一言添えるのををお忘れなく。
そして、道を聞いた後は、「Thank you so much! (ありがとうございます!)」とお礼を伝えるのも忘れてはいけませんね。
2、Do you know how I get to the ○○?
○○にはどうやって行けばいいかご存じですか?
「how」は、「どうやって」「どのように」など方法や手順など聞くときに用いられます。「How can I get to the station?」で、「駅までどのようにして行けばいいですか?」となります。
ここで注目したいのは、「go to」ではなく「get to」を用いる点です。「go」は、「行く」という動作を表現するため、「How can I go to?」と聞くと、「By train.(電車で行けるよ)」「On foot.(徒歩で行けるよ)」という回答が返ってくるはずです。つまり、どのようにして「行く(動作)」ことができるのか、を聞いていることになります。
しかし、ここで聞きたいのは、「どのようにして目的地に到着することができるのか」であるので、「get to」を用います。「get to~」は、「~に到着する」という意味で、「How can I get to?」で、目的地に到着するための方法を聞いていることになります。
3、What is the best way to get to ○○?
○○へ行くための最も良い方法は何ですか?
土地勘がない旅行先などでは、目的地に「何で行くのが一番良いのか」を知ることも大切です。日本国内でも、東京都内なら電車を利用することが多いですが、車移動が多い土地もありますよね。また、海外では、日本と違って電車やバスが時間通りに来なかったり、来るはずのものが来なかったりすることもよくあります。目的地までの行き方についても、現地の人に聞いてみるのが得策かもしれません。
4、How long does it take to get there?
そこに行くまでにどのくらい時間が掛かりますか?
知らない土地では、目的地に到着するまでどれくらいの時間がかかるか分からない場合がありますよね。目的地までのおおよその時間が分かると、予定も立てやすくなりせっかくの海外滞在時間を有効に活用することができるかもしれません。
また、距離を聞きたい場合は「How far ~」を使います。
「How far is it from here to 〇〇 ?」で、「ここから○○まではどれくらいの距離がありますか?」となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、道を尋ねる英語フレーズについてご紹介いたしました。慣れない土地で目的地まで行くのはなかなか大変ですが、普段学習している英語を活用する絶好のチャンスだと思って是非その道のりまでも楽しんでみてはいかがでしょうか。