あなたは、「make」という大変便利な動詞を上手に使いこなせていますか?

「make」は「作る」という意味の動詞で、馴染みのある方も多いのではないでしょうか。しかし、実はこの「make」、単に「作る」という意味以外でももっと広く活用できるんです。

そこで、今回は日常会話で使える便利な「make」を使った表現をご紹介いたします。

 

Make sense

「make sense」は、「理解できる、納得できる、理にかなっている」という意味を持つフレーズです。

「I understand」と意味としては類似していますが、「make sense」には「話の筋が通っていて理にかなっているため理解ができる」というニュアンスが含まれます。

以下の例文をみてみましょう。

It makes sense. Thank you for explanation. – 納得しました。説明ありがとうございます。

This story does not make sense.  – この話は筋が通ってないです。

 

Make up

「make up」は、「喧嘩をした後に仲直りすること」や、「揉め事を落ち着かせる」という意味を持つフレーズです。
また、他の意味では歌や話などを自作、埋め合わせをする意味があります。

以下の例文をみてみましょう。

They had an argument but now they made up. – 彼らは言い合いをしていたが、仲直りしました。

Sorry, I canceled an appointment with you. Let me make it up to you. – 予定をキャンセルしてごめんなさい。埋め合わせをさせてください。

 

Make a difference

「make a difference」は、「自分が行う行動によりポジティブな結果が生まれる」という意味を持つフレーズです。「make a difference」を直訳すると 「違いを作る」となり、この違いとは自分で行動して得たポジティブな要素を含みます。

以下の例文をみてみましょう。

Being able to speak English makes a difference. – 英語を流暢に喋れるということはプラス要因になります。

Your opinion makes a difference. – あなたの意見は革新を起こします。

 

Make fun of

「make fun of ~」は、「~を笑いものにする」という意味を持つフレーズです。

以下の例文をみてみましょう。

He always makes fun of me but it is not funny. – 彼はよく私をからかいますが、笑い事ではありません。

Do not make fun of someone’s appearance. – 人の外見をからってはいけません。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は日常会話で使える便利な「make」を使った表現をご紹介いたしました。

馴染みのある「make」ですが、少し変化をつけるだけでこんなに幅広い表現ができるなんて少し驚きですね。今回ご紹介した表現はどれも超頻出です。

この機会に是非あなたも「make」の達人になってみてはいかがでしょうか。