回文とは上から読んでも下から読んでも、同じ言葉になる文句です。
日本語に「しんぶんし(新聞紙)」や「たけやぶやけた(竹藪焼けた)」などがあるように、英語にも回文の単語や文章があります。
ちなみに回文は英語で”palindrome”と言い、日本と同じように言葉遊びとして用いられています。
今回は英単語・英文の”palindrome”をいくつかご紹介いたします。
単語、複数単語の回文
- level レベル
- eye 目
- noon 正午
- tenet 主張
- madam マダム
- repaper 貼り替える
- reviver 復活させる人
- no lemon, no melon レモンなくしてメロンなし
- taco cat タコス猫(タコスのような格好をした猫)
文章の回文
- Mr. Owl ate my metal worm. フクロウさんが私の金属製のミミズを食べた
- Was it a car or a cat I saw? 私が見たのは車?それとも猫?
- A Santa at Nasa. サンタがNASAにて
- Borrow or rob? 借りるのか?奪うのか?
- Desserts, I stressed. デザート!私は強調した
- Some men interpret nine memos. 9つのメモを解釈する男性もいる
- Gateman sees name, garageman sees name tag. ゲートマンは名前を見て、ガレージマンは名札を見る
- Pull up if I pull up. 私が引っ張り上げたら引っ張ってね
逆から読むと別の意味になる”semordnilap”
「しんか(進化)」⇔「かんし(監視)」のように、逆から読むと別の意味になりますよね。
これを英語では”semordnilap”と言い、実は面白いことに、”palindrome”を逆から読むと”semordnilap”になるんです!
- rats(ネズミ)⇔ star(星)
- boy(少年)⇔ yob(イギリスのスラングで悪事を働いている若者)
- red rum(赤いラム酒)⇔ murder (殺人)
まとめ
今回は、英語の回文をご紹介いたしました。今回ご紹介した例はほんの一部です。
話のネタにもなり、”L”と”R”のスペルで迷ったときにも使えるので、その他の回文も探してみるとおもしろいかもしれませんね。